STAFF REPORTスタッフレポート
開発コンセプト
『基本中の基であること』
今回のクランクプロデュースにあたり村田さんが開発サイドに求めたテーマです。
クランクはバスフィッシングにおいて最もオーソドックスなルアーであり、これぞバスフィッシングと言えるルアーである。それ故に全てにおいて高い基本性能を備える、スタンダードなルアーが欲しいと。
例えば、ボーマーのモデルAはバスの居る所であれば世界中何処に行っても置いてある。それは基本性能が優れているからに他ならない。基本性能が優れているからこそ、対応出来る幅が広く様々なフィールドで実績を残すことが出来る。
一方、近頃市場に出回る多くのルアーが、使用するフィールドやシーズン、アプローチパターンなど、限定されたシチュエーション下において威力を発揮するような専用設計化が進み、あらゆる状況下で通用するバーサタイル性能にたけたスタンダードなルアーは実に少なくなっている。 5
世界の市場を見据えるのであれば、まずは基礎を作ること。
枝葉を付けるのはそれからで良いと。
『クランクならこれさえ持っていればいい』
そう言い切れるルアーを作りたい。
世界を知る村田さんならではの説得力のあるコンセプトをもとに開発が始まりました。