STAFF REPORTスタッフレポート
シーズン当初の私的攻略法と雪代での心構え
初めまして今年からDUOのトラウトの担当となりました中野光大(ナカノ コウダイ)と申します。東北地方で特に岩手をメインとしたトラウトのニュース、その時何をどのようにしてヒットに結びつけたのかをメインにお伝えしたいと考えています。3月のまとめなので長文です。
さて本題です。解禁当初ですがまずはルアーで狙う場合は特に河川選択が重要です。岩手県に限らず東北地方の内陸河川は雪深くて3月解禁当初はまだまだ冬の状態です。
しかし沿岸河川は3月当初から内陸に比べると最高気温が氷点下でなかったりしてポカポカ?(笑)だったりして解禁当初からルアーに好反応を示してくれたりもします。それともう一つの理由があります。それは岩手県に限らず東北地方の沿岸河川にはアメマス(イワナの降海型)が遡上しており解禁当初からサイズが狙えるからです。
前置きが長くなりましたが私も2018年の3月は岩手沿岸河川オンリーで釣行してきました。
先ずはギャンブレルの連続したリフト&フォールでヤマメ。解禁当初にスプーンを使用する意味は2つあります。1つは低水温低活性の渓魚に釣りをアジャストしてスローにそしてボトムから表層まで全レンジを誘う事ができること。もう一つは禁漁期間中に鈍っているであろうルアーの泳ぐ適正スピードを体に思い出させる意味。これはスプーンというルアーはミノーよりリトリーブスピードのストライクゾーンが狭いのです。このリトリーブスピードの適正操作というのはあらゆるルアーの性能をフルで乗りこなすためにかなり重要な基本事項なのです。サイズアップを狙い、渓流では少し大きめのリュウキ70sをキッチリ沈めてヒットさせたアメマス
最後にに個人的の雪代攻略について、極端な増水時には命の危険に関わるので釣りはしません。ですがこれくらいの濁りならポイントを選んで攻略します。この時選択したポイントはシャロー。普段くるぶし位の水深であっても増水すればこの時ばかりは好ポイントとなりうるからです。しかも煩わしい枯れ葉がトロ場に比べるとまだマシな点も見逃せないし濁りを嫌った魚は濁度の低いシャローにいることも多い。シャローの狙い撃ちでヒットさせたアメマス。リュウキ70sをロッドを高くホールドして誘い続けることでシンキングでもフローティングまでとはいかなくてもリュウキのポテンシャルなら表層攻略はじゅうーぶん可能である。
ロッド: Blakiston511LBC 同608ML-OH
リール:ステラc2000HGS カルカッタコンクエストBFS
ライン:バリバス ダブルクロス0.6号
リーダ:デットオアアライブ8Ib
以上が自分なりの解禁攻略と雪代での心構えである。これからよろしくお願いします。
次回の内容は秋田サクラマス釣行です。