STAFF REPORTスタッフレポート
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9月前半の釣果と、秋の攻略法について
皆様、初めまして!
2026年からトラウトフィールドスタッフになりました、津田 泰樹(ツダ タイキ)と申します。
静岡県に在住し、中部地方のフィールドをメインに活動しています。ターゲットはサクラマスやサツキマス、アマゴ、ヤマメ、イワナなどです!
普段はサラリーマンをしており、休みは基本的に土日の週末アングラーです。
これからどうぞよろしくお願いいたします!
さて、気がつけば9月後半。
本州の渓流シーズンも残り僅かとなりましたね。
9月は大物が狙いやすい時期であり、今シーズンを締めくくるような素晴らしい出会いを追い求めている方も多いのではないでしょうか。
一方で、秋の鱒はルアーに対して非常にセレクティブ。
一筋縄ではいかないのが、この季節の釣りの難しさであり、また面白さでもあります。
今回の記事では、私の9月前半の釣果とともに、秋の釣りで意識しているポイントを4つご紹介します!
なお、ターゲットとして想定しているのは、本州のヤマメ、アマゴ、イワナです。
まずは、実戦で意識している3つのアプローチからご紹介します。
(4つ目のポイントは精神面で非常に重要なので、最後に書かせていただきますね)
① 小刻みなアクションで移動距離を抑えたアプローチをする
② ルアーのトレースコースとレンジを魚の目線に合わせる
③ フラッシングが控えめなルアーカラーを選ぶ
①〜③を一言でまとめると、餌釣りのような自然なアプローチが効果的ということです。
秋の鱒は産卵のために川を遡上しますが、この行動には多くのエネルギーを消費します。
そのため、目の前に流下してきた虫など、なるべく体力を温存しながら楽に食べられる餌を好む傾向にあると考えています。
ただ、餌釣りのようと言っても、じっくり見せて食わせるわけではありません。
ルアーでバイトしてくる場合は大抵リアクション要素が絡んでいますので、そこを念頭に置いてアプローチを組み立てることが大切です。
なお、上記はあくまでセオリーです。
初夏の釣りのように、フラッシングを効かせた激しいアクションで全く釣れないという訳ではありませんのでご留意ください。
それでは、この3つのポイントについて、9月前半の釣果とヒットパターンを交えて詳しくお話しします。
釣果その1:雄の尺上アマゴ

ヒットルアー:スピアヘッド リュウキ 60S
カラー:アユ
アップストリームにキャストし、細かいヒラ打ちアクションでヒットしました。
激しく大ぶりなアクションよりも、細かくアクションを刻むことでルアーの移動距離を抑えられます。
ポイント①の狙いは、ルアーをより長く魚に見せて「バイトチャンスを稼ぐこと」、そして小刻みに動かし続けることで「魚に見切らせないこと」の2点です。
また、この日はやや増水気味だったため、魚が居るレンジまでルアーを沈める目的で、渓流用としては少し重めの「60S」を選択しました。
ルアーカラーについてですが、秋はフラッシングを抑えたパール系が特に実績を上げてくれます。サイトフィッシングで狙うと、その反応の差は一目瞭然です。
地味すぎず、かつ明滅を適度に効かせたアプローチでリアクションを狙うことが可能です。この川にアユはいませんが、こうした理由から「アユ」カラーは秋に非常におすすめのカラーです。
釣果その2:秋色の雄ヤマメ

こちらもルアーは「リュウキ 60S」で、釣果その1と同様のパターンでキャッチしました。
尺には届きませんでしたが、秋を纏ったかなりカッコいいヤマメでした!
釣果その3:雄のランドロックサクラマス(通称:秋鱒)

ヒットルアー:スピアヘッド リュウキ 50S
カラー:アンバーヤマメ(M-AIRE限定コラボカラー)
この時期の魚を狙うことには様々な意見があるかと思いますが、やはり私も一人の釣り人。このカッコいい魚体に惹かれ、今年も秋鱒が遡る川へと足を運びました。
アップクロスでキャストし、細かいヒラ打ちを加えながら瀬肩でターン。
ブラインドでのアプローチでしたが、一投目できっちりバイトさせることができました。
秋鱒は産卵が近くなるとなかなか口を使わなくなりますが、この個体はまだ食い気が残っている遡上途中の個体でした。
とはいえ警戒心が非常に高いため、「一投目で決め切ること」が重要になってきます。
こうしたシビアな状況下でも、高い要求にしっかり応えてくれるリュウキシリーズは、私の中で確かな信頼と実績のあるルアーです。
また私の場合、秋鱒の釣りには「前後シングルフック」を採用しています。
秋鱒って実は簡単に引っ掛けて釣る事ができるんですよね…
そんな釣れ方で釣っても私自身は全く嬉しくないので、バイト時以外は極力掛からない様に敢えてシングルフックに換装しています。
もちろん、これはあくまで私個人のこだわりです。トレブルフックであっても、ご自身が納得のいくアプローチで釣れた一匹なのであれば、それはもう間違いなく立派なトロフィーフィッシュだと思います!
なお、リュウキ 50Sはシングルフックにすると多少はアクションが変化しますが、持ち味である機敏なヒラ打ちアクションは健在ですのでその点はご心配なく!
釣果その4:遡上系イワナ

ヒットルアー:スピアヘッド リュウキ 71S
カラー:ナチュラルパールヤマメ
やや増水した堰堤の白泡目がけて「71S」をアップクロスにキャスト。ボトム付近で小刻みにアクションさせてヒットさせました。
渓流域でも急流の底波を捉えたいシチュエーションでは、少し大きめの「70S」や「71S」を投入します。
「70S」と「71S」の私なりの使い分けとしては、基本は「70S」をベースにし、さらに深く沈めたい場合や、底波が複雑で水噛みを良くしたいシチュエーションで「71S」を選択しています。
それでは最後に、秋の釣りで私が最も意識しているポイント④をお伝えします。
④ 他人の釣果に振り回されない
冗談抜きで、これが一番大切かもしれません(笑)。
9月後半になると、SNSは今回ご紹介した魚よりもさらに素晴らしい大物の釣果報告で溢れかえります。9月とはそういう季節です。
だからこそ、周囲の情報を適度にシャットアウトし、自分の釣りに集中するのがベストだと考えています。
(もしも素晴らしい釣果を目にしてしまったら、大いに称賛しましょう!)
他人の釣果に焦りを感じると、ミスを連発したり、時には釣り本来の楽しさを見失ってしまったりと、良いことがありません。
もし釣れなかったとしても、潔くその目標は来シーズンに持ち越せば良いのです。
高い目標がある時の方が、釣りは楽しくなりますから。
以上、私が秋の渓流釣りで意識している4つのポイントでした。
残り少ない渓流シーズン、全力で楽しみましょう!
〜タックルデータ〜
rod:①Sylpher SYKS-53L(PALMS)
+バールウッドグリップ(Hitotoki Works)
②Rayz Spectra RZS51LL(TENRYU)
reel : 18ステラ C2000SHG(SHIMANO)
(Tuned by LEVITATION ENGINEERING)
line:Double Cross PE X8 0.6号(VARIVAS)
leader:①STEALTH SUSPEND ナイロン 1.5号
(VARIVAS)
②BIG TROUT SHCK LEADER フロロ 1.7 号
(VARIVAS)




