STAFF REPORTスタッフレポート
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色んな意味で「深め」なシーバス攻略 4種のロングビル系プラグ・戦略的使い分け
シーバスゲームにおけるロングビルミノー、DR(ディープランナー)系統の使い分けは、使用するフィールドの特性によってレンジ、強度、アクションの理解が釣果を分ける鍵となります。
昨今のシーバスゲームでは、トップウォーターや表層付近で釣りが成立するシーンよりも
基本的にはシーバスが一段深いレンジに沈むことが多く、ロングビルミノーの出番が非常に多くなります。
しかし、リップが長いからといって全てを同じ感覚で使うのは禁物です。
今回は東京湾のシーバスゲームにおいて、状況に応じたDUO製品4つの最適解をまとめました。
1. レアリス ジャークベイト100DR
守備範囲:オープンエリアの広域サーチ&中層攻略

他のミノーでは届かない「あと一枚下」のレンジを直撃できるモデルです。バイブレーションの波動では強すぎる、あるいはアクションが合わないシーンで、ベイトライクな動きで口を使わせます。
解説: 基本はオープンエリアのキャスティング。サワラ狙いにも非常に有効です。
注意点: 構造上、アイの耐久性はファングシリーズに譲ります。ストラクチャーを撃つ際は、壁への平行引きや、ぶつけるリスクの低い柱周りをトレースする使い方が最適です。
2. レアリス ファングベイト80DR / 100DR
守備範囲:ボートシーバス・ストラクチャー撃ちの決定版

ボートゲームで最もイチオシしたいのがこのシリーズ。怪魚仕様のタフネスは、特に慣れるまではルアーの消耗が激しい穴撃ちでこそ真価を発揮します。
※ Baraチューンについて

海外のバラマンディ狙いでフックは超太軸が基本ですが、日本のシーバスにはM(ミディアム)〜MH(ミディアムヘビー)クラスの軸径がベスト。安全面はもちろん、実釣における性能としても貫通力を高めるため、バーブ(カエシ)は必ず潰して使用しましょう。
通常モデルよりもボディ自体が2gほど重いためキャストもしやすく、またBaraチューンはラトルも内蔵されていることから、シーバスの捕食スイッチを入れて喰わせる過程が必要なデイゲームのスト撃ちにBaraチューンは有効と考えられます。
ガイド受けに来られるお客様の釣果でも最近はこのファングベイト80DR.100DRのBaraチューンが目立っています。


レアリスファングベイトのBaraチューン、表記上は「サスペンド」ですが、これはあくまで淡水基準。塩分濃度のある東京湾では「スローフローティング」として機能します。細軸寄りの針に変えることでさらに浮力が増し、ストップ時にジワリと浮上。この特性が根掛かりやロストを劇的に減らしてくれます。
※注意⚠️
ボートシーバスで使用するルアーのフックに付いたカエシはペンチで潰すなどしてください。
3. レアリス シャッド 62DR
守備範囲:近接戦&テクトロの切り札

2025年春のショアシーバス動画でもメインを張ったモデルです。
解説: ボートからの至近距離撃ちはもちろん、ショアからのテクトロでも非常に優秀。
小型ながら急潜行能力が高く、足元のストラクチャーにタイトに付いた魚を効率よく引き出せます。

プレッシャーの高い状況下で、シルエットを小さくしてレンジを入れたい時の最終兵器です。
リップで障害物をかわす性能も高いため、シャローのクロダイゲームにも適しています。
4. レアリス ロザンテ 77SP SW
守備範囲:ナイト明暗&アクション特化ルアー

やや存在感のあるリップを見て「深く潜るルアー」と勘違いしがちですが、このリップは「ロールアクションを追求するため」の設計です。
解説: 東京湾の塩分濃度下では、水面下50cm〜70cm付近が最も釣れそうな圧でアクションします。※あくまで個人的感覚で、使用するラインや巻き速度により変動します。

ディープランナーとしてではなく、ナイトゲームの明暗部攻略におけるミノーのローテーションの一角として考えるのが適した位置付けのルアーです。
スローな巻きでもしっかりと水を掴み、生命感溢れるアクションを維持してくれます。
デイゲームで使用する場合はただ巻きよりもトゥイッチやデジ巻き等が有効で、そういったイレギュラーアクションも得意とするルアーです。
まとめ:ロングビルミノー、シャッドプラグのローテーション
・広域を効率よく探るなら: ジャークベイト100DR
・ストラクチャーをタイトに、かつロストを恐れず撃ち抜くなら: ファングベイト
・小場所や足元のピンポイントを繊細に攻めるなら: シャッド62DR
・明暗部やシャローレンジでアクションの質にこだわるなら: ロザンテ77SP
状況に合わせて「狙いたいレンジ」と「それぞれの強み」を逆算すれば、自ずと手に取るべきルアーが見えてくるかと思います。
「◯◯専用」という言葉に縛られず、ルアーが持つ真の特性を理解し、現場の状況にアジャストさせていくことが大切です。その試行錯誤の先にこそ、価値ある一匹との出会いが待っているはずです。







