STAFF REPORTスタッフレポート
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怪魚用が「シーバス専用」を凌駕する理由。レアリス ファングベイト80DR
東京湾のボートシーバスにおいて、デイゲームに外せないスタイルが「穴撃ち」や「ストラクチャー撃ち(スト撃ち)」です。
ガイドの間では「穴撃ち」と称することがおおいですが、穴に限らず、壁や柱、シーバスが身を寄せる障害物(ストラクチャー)は大抵ポイントになり得るので個人的には「スト撃ち」と呼びがちです。
これらは橋脚や桟橋の脚(バース)、壁際などの構造物(ストラクチャー)の極めてタイトな隙間にルアーを撃ち込み、そこに潜むシーバスを誘い出す釣りです。
数センチのキャスト精度と、構造物スレスレを通すトレースコースで明確に釣果の差が出るスタイルのため、アングラーの技術と道具の信頼性が問われます。

以前、こちらのレポート
(須江 一樹|REALIS FANGBAIT 80DRでボートシーバス穴撃ち! - スタッフレポート|DUO International / ルアーメーカー デュオ https://share.google/DQsJescXaCRtVSPT0)
でも「ボートシーバスにピッタリなルアー」として紹介されていた「レアリス ファングベイト80DR」ですが、
私自身も現場で使い込む中で、その圧倒的な有用性を改めて実感しています。
今回は、過去に紹介されていた基本性能をベースに、さらに一歩踏み込んだ「実戦での強み」をレポートします。
■ 剛性と「アイが曲がらない」ことで維持される直進性
怪魚用ラインナップであるファングシリーズ。釣具の補充ができない海外遠征先で『壊れない』『失くならない』特性は、ルアーの消耗が激しいスト撃ちでもアドバンテージをもたらします。
実戦で特に助けられるのが「ラインアイの強さ」です。
一般的なミノーは、衝撃でアイが僅かに曲がるだけで泳ぎのバランスが崩れ、現場でその都度トゥルーチューン(泳ぎの調整)が必要になります。
ですが、ファングベイトは激しい接触の後でもアイが曲がりにくく、完璧な直進性能を維持したまま次の一投を即座に撃ち込めます。
この「泳ぎの再現性」があるからこそ、時合を逃さず、常に狙い通りのコースをトレースし続けることが可能です。

■ フローティング設定がもたらす「リスク回避」
穴撃ちやスト撃ちで、特に不慣れな方はバックラッシュや高切れといったライントラブルがつきものです。
もしシンキングルアーであれば、トラブルを直している間にルアーが沈み、ボトムの構造物やバースの脚にスタックして場合によってはルアーロストしてしまいます。
フローティング設定の80DRは、トラブル時も水面に留まってくれるため、こうした「不要なロスト」を物理的に防いでくれます。
単に経済的なメリット以上に、その日反応が良いカラーを失わずに済むという安心感が、アングラーの集中力を高い次元で維持させてくれます。

■ 太糸を許容する設計
もともと怪魚をターゲットに見据えたファングシリーズだけあり、太いリーダーを使用してもアクションが損なわれにくいのも大きな特徴です。30lbや40lbといったシーバスゲームとしてはかなりの太糸でも、普通に扱えてしまう懐の深さがあります。
ただし、80DRの持ち味である「潜らせやすさ」を最大限に引き出すのであれば、リーダーは25〜30lb前後を推奨します。このセッティングであれば、操作性を保ちつつ、大型シーバスとのファイトはもちろん、ストラクチャーとの接触にも余裕を持って対応できる、実戦的なバランスとなります。
フックを細軸のものに変えておけば、もし根掛かりした場合でもフックを曲げて回収することも可能です。

まとめ
基本的に時間的制約のあるボートシーバスゲームにおいて
割れない・折れない・曲がらない・失くならない
↓
修理、調整、ノットの組み直し時間が削減
↓
誰よりも釣りする時間が長くなる⌚
↓
誰よりも魚を出し得る!
これが全てな気がします。
ルアーの性能を語る言葉は多々ありますが、最終的に釣果を出すのは『誰よりも長く、水中にルアーを置いていた人』です。その当たり前すぎる事実を、物理的なタフさで支えてくれる。怪魚用として生まれたファングベイトが、東京湾のストラクチャー攻略においてこれ以上ないピースとして嵌まった理由は、案外そんなシンプルなところにあるのかもしれません。
この春、穴撃ち、スト撃ち、チャレンジする方は是非お忘れなく!
ストラクチャーの影からアグレッシブなシーバスのバイトシーンが沢山見れるはずです🤙
※追記
ボートシーバスでは事故、トラブル防止のため、必ず針の返しはペンチで潰すなどした状態(バーブレス)での使用をお願いします。



