STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff荻野 憲司(矢七)

矢七スタイル

東京湾をメインフィールドに独自のスタイルで突っ走る激闘レポート 神奈川県在住 / 河川、磯、サーフ、干潟、港湾と様々なフィールドに精通し「ビッグプラグ=ビッグフィッシュ」を信念にモンスターを狙う。 「釣り」と「カメラ」、そして「ネタ」に人生を捧げるアングラー。

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2025.11.24

コノシロパターン炸裂!! TideMinnow SPECTER135SSR

川面に近づくと、あちこちでコノシロの群れがざわつき、まさに秋本番の気配の東京湾奥。


産卵と越冬を意識したシーバスたちはスイッチが入りきっていて、時折、水面を割る捕食音が響く。

その音を聞くだけで足が勝手に速くなる。

この秋デビューした TideMinnow SPECTER 135SSR をキャスト。

浅いコースをゆっくり通すと、すぐに水面直下で“ゴン”という重い手応え。


これぞコノシロパターン

スペクター135SSRは、25年前に生まれた名作・タイドミノースリムSSRを、現代の技術で再構築したスーパーシャローミノー。

初代より一回り太くなったボディは集魚力が抜群で、さらにスプラット譲りの移動重心のおかげで、湾奥の向かい風でもしっかり飛ぶ。

この飛距離と強めのロールが、コノシロパターンには本当にハマる。

私のホームである遠浅の多摩川では、水面直下0〜20cmが“釣れるレンジ”。スペクター135SSRはそのど真ん中をきっちり通せる。

そのおかげで、この1ヶ月は連日ヒットのコノシロフィーバー

しかも、コノシロを追う個体はデカい。

アベレージ70アップという贅沢さ。

太い魚体が次々と飛び出し、まさに“量産モード”。

秋のボーナスタイムを、文字通り堪能しています。


湾奥のコノシロパターン。

その攻略に、タイドミノー スペクター135SSR は欠かせない存在になりました。

冬の気配が近づく前に、もう少しこの秋の熱を味わっていたい——

そんな気持ちにさせてくれる一本です。