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一枚下を攻略 REALIS JERKBAIT SW LIMITED 100DRS
一昨年あたりからキーになっているワードがあります。
「一枚下」
相当使い古された言葉ではあると思いますが、あらためて一枚下の有効性を昨今感じております。
そんな中で発売するレアリスジャーク100DRS。数年前まで販売されていた、レアリスジャーク100DR(サスペンド)をシンキング化してソルトウォーター対応モデルとしてリニューアルして発売します。
ソルト対応カラーになっていることはもちろんですが、性能としてももちろんソルト対応となっています。ただシンキングにしただけではなく、飛行姿勢を保ちつつ、リトリーブが最も安定するウェイトバランスにこだわって、チューニングしました。正直ウェイトだけでここまで変わるんだなと、僕自身も驚きながらの調整でした。結果飛距離とリトリーブ安定感の両立をした、高バランスを実現しております。
一枚下。当然このルアーはいわゆる普通のミノーの一枚下を狙うルアーとなります。フルキャストした時の潜航深度で3〜3.5m程度の感覚です。今まであったんじゃないの?と思うかもしれませんが、意外にもサイズ感とレンジ、そしてアクションを考えると、既存のルアーには選択肢がないんです。つまり今までにないルアーとなります。
ちょっとアレだと小さいんだよな、ちょっとアレだと潜りすぎるんだよな、ちょっとアレだと動き悪いんだよな、的なことを考えると本当に一枚下をしっかり狙えるルアーってないんです。その中で100DRSでこだわったのは飛距離とリトリーブ安定度でした。
飛距離が飛ぶということは、やはりオープンエリアで広く探る状況において圧倒的なアドバンテージを生みます。また風に負けない、お尻から真っ直ぐ飛ぶ姿勢を保ちますので、結果飛距離はもちろんのことストラクチャーを攻める際のアキュラシーの向上にもつながりました。
またジャークベイトという名前がついていますが、私的にこだわったのはタダ巻きの安定度。タダ巻きで使えるジャークベイトということです。
もちろんジャークもできますが、シーバス釣りで年間通して最も有効なアクションはタダ巻きです。このタダ巻きで一枚下を攻めることができるというところに、この100DRSの最大のメリットがあります。
普通のミノーで攻めることが出来ない一枚下のレンジ。このレンジは通常バイブレーションで攻めていたレンジですが、バイブレーションだと早く巻くしか出来ず、さらに一定のレンジを引くことは難しいです。100DRSを使って、一定のレンジをゆっくり巻くことで釣れる魚が沢山いるのです。
主に使うシーズンは冬だと考えて開発を進めましたが、年柄年中有効な場面が存在することもわかりました。要するに通年必要なルアーだということです。
一枚下が実は竿抜けのレンジだということや、一枚下を攻めることで釣れるシーバスが沢山いるということを100DRSで是非体験してください。サワラにももちろん効きます!
来月には店頭に並びますのでご期待ください!!