STAFF REPORTスタッフレポート

BASS Field Staff倉迫 耕一

小さなアタリ、大きなヨロコビ

山口県在住/丸山ダム、小野湖、米泉湖がメインフィールド。ボート・オカッパリ問わずバスフィッシングに傾倒中!REALISルアーの魅力を分かりやすくお伝えしていきます!

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2025.09.15

G.F.F.Oに参戦!

今回は山口県小野湖で開催された大会・グランドフィッシングフェスタONO、略してG.F.F.Oに参戦したので、そのプラクティスと本番の内容をレポートしたいと思います。


プラクティスは前日も含め数日入り、二本の川筋(厚東川・大田川)上流域と中下流域全域を見て周りました。

どのエリアも簡単に釣れる状況ではなく、本来ならこの時期にバスが集中するはずの上流域も減水傾向+流入量が少ないためバスの気配も薄め。


そんななか、安定してバスの反応が得られたのが2か所の《崩落跡》

プラクティス中11本のバスをキャッチした内、7本が崩落跡での釣果だったので、このスポットを軸に本番に挑むこととなりました。



大会当日(9月14日)はあいにくの雨模様。

午前4時頃より各自準備を開始するも、6時頃には雷を伴う大雨となりましたが数十分後には小康状態へ。無事開催されることに。


G.F.F.Oはペア戦(今大会は参加46組)で、バッグリミットは2本の重量勝負。

今回のパートナーはレアリスフィールドサポーターの高橋君。やれば出来る男。

7:00スタートで6時間競技、13:00までに帰着。(12:00から帰着OK)

フライトは3組に分かれてのスタートで、ファーストフライトに。


フライト後、会場直近の崩落跡にエントリー。


崩落跡の様子(別日撮影)



自分はリグルクローラー5.8inのカバーネコリグで崩落した倒木の中を、高橋君にはその周囲をチェックしてもらう作戦。

到着後まもなく、水中の幹に吊るしたリグルクローラーにバイトがあるもフッキング後に木化け・・・残念。

その後も同様に探るも反応無しなので、もう一つの会場下流方向にある崩落跡へ移動。


先行者が攻めていましたが、間もなく離れてくれたのでエントリー。

水中はかなり複雑に倒木の枝が入り組んでいるので丁寧さを心掛けてチェック。


すると高橋君のジグに早速反応あり!

フッキングから枝に擦られながら上がってきたバスは50cmに迫るキッカーフィッシュ!

思わず二人でグータッチ!(7:40頃)


逃げられないように股の間でフックを外す高橋君。



ルアーはフレックスタイプのジグ(11g)にVテールシャッド4in【スモークシャッド】の組み合わせ。

倒木根本付近まで落として、ボトムでのバイトでした。


そして再び会場直近の崩落跡へ。

再び集中力を高めて、カバーネコを投入。

枝にラインを引っ掛けた状態で表層から徐々にシェイクしながらレンジを下げていくとバイトがあり今度はしっかりフッキング。

パワーフィネスタックルで枝の中から引きずり出したバスは30cm強のナイスキーパーサイズ。

リグルクローラー5.8inのカラーは【シナモンブルー】、ウェイトは3.5g。

重めのウェイトで枝越しに落としやすく、かつ、頭が良く振れるようになるので水押しも強くなるセッティングでキャッチ。


プラン通りの攻め方で8時過ぎには2本揃ったので、大田川最上流付近へサイズUPを狙いに行くことも考えていましたがスタート前の豪雨で流入量が増えてるだろうし、状況が読めなかったこともあり崩落跡2か所を交互に攻め続けるプランに変更。

残り時間が5時間あれば再びチャンスは来ると信じてそこから交互に行ったり来たり。


入り直す度にカバーネコのウェイトを1.8g・2.7g・3.5gでローテーションしアクションの違いを出したり、リグルクローラーのカラーもローテーション。

ジグの方もウェイトやVテールシャッドのカラーチェンジを行ったりと、丁寧さは忘れず探り続け、11時45分頃、会場直近の崩落跡にて待望のバイト。


倒木の水中の見えない部分の幹の間にフレックスタイプのジグ(10g)+Vテールシャッド4inの組み合わせで喰わせたバスはフッキング後、枝にスタックしましたが少し緩めると出てきてくれたので一気に巻き上げランディング!

少し瘦せてましたが40cm程の入れ替えサイズでウェイトアップ。


枝の中を丁寧に落とし込み探るため、ジグトレーラーとしてVテールシャッドはすり抜けもよく相性が良いように思います。


釣りあげたバスはすぐさまライブウェルに入れましたが、痩せて体力がなさそうだったので12:00の帰着開始時間と同時にウェイイン。


2本で2,485g。

高橋君が釣ったバスは49.5cm 約1,650gのナイスサイズでした。


大会後表彰式。

結果は惜しくもお立ち台あと一歩の4位!

(参加46組中)

しかし、プラクティスを通しての大会中の釣り方・ルアーセレクト、作戦の変更などの立ち回り、魚のケアなど100点満点だったので悔いの無い内容です。


場所を限定しての戦略でしたが、精度を高めて少ないチャンスをモノに出来ました。

また、今大会にはDUOinternationalも協賛しており、大会の最後には運営側が用意してくださった協賛メーカーの商品を、参加していた各メーカースタッフよりPRの時間を頂戴し商品紹介と解説。

その後抽選で贈呈させて頂きました。

DUOの商品も知って、使って頂ければ幸いです。


飛び賞やブービー賞など、参加された多くの方に景品が配られ、大賑わいの中、閉会となりました。


また来年も楽しみな大会です!


◎ヒットルアー

1本目(高橋) 約1,650g

フレックスタイプジグ(11g/ブラックブラウン系スカート)

+Vテールシャッド4in【スモークシャッド】


2本目(倉迫) 約600g

リグルクローラー5.8in【シナモンブルー】

3.5gカバーネコリグ


3本目(倉迫) 約800g 入れ替え

フレックスタイプジグ(10g/ブラウン系スカート)

+Vテールシャッド4in【本ワカサギ】