STAFF REPORTスタッフレポート

BASS Field Staff倉迫 耕一

小さなアタリ、大きなヨロコビ

山口県在住/丸山ダム、小野湖、米泉湖がメインフィールド。ボート・オカッパリ問わずバスフィッシングに傾倒中!REALISルアーの魅力を分かりやすくお伝えしていきます!

STAFF REPORTスタッフレポート

NEW

2025.08.27

カバーの奥へ、奥へ!

今回は菅野ダム釣行の様子をレポート。


時期は8月中旬。

フィールドサポーターのタカハシ君とそれぞれボートを出しての釣行です。

以前釣行したあとにまとまった雨が降り水位が+2mちょっと上がり、ほぼ満水状態まで増水。

岸際に見えていたレイダウンやブッシュが冠水し、景色も一変していました。


しかしバスの数も豊富なフィールド。

まずは魚を触りたいので巻物などの横の動きでチェックしつつ移動。

ルアーはレアリスクランク48MRカブキ ボトムラッシュ

カラーは【北浦ブルーシャッドRB】からスタート。

増水で水面とオーバーハングした木々が近くなっており、少々キャストに気をつかいますが、ボートポジションを出来る限り岸に寄せた状態で、バンクと並行に近いトレースを心がけてリーリング。


前回釣行の様子から、土のバンクよりハードボトムである岩盤系のエリアのほうかバスのストックが多かったことから、岩盤エリアの凹凸を丁寧にボトムラッシュでチェック。

するとバスからの応えもすぐあり、早速一本!


アベレージサイズながら、元気なバスでした。

スクエアリップは岩盤をキビキビと躱しつつアクションしてくれるのでこういったシチュエーションで活躍します。



タカハシ君も同じくボトムラッシュの【イナッコ】カラーで複数キャッチし、スピンベイトハービー75SS【LGクラウン】でもキャッチ!




横の動きに反応が良さそうだったので、私はバーサピンテールのミドストを用意。

ジグヘッドのウェイトは1.3g。フックサイズ#2の物を使用。

ロッドは6ft1inのULアクション。

ラインはPE0.4号+フロロカーボンリーダー5lbのセッティングです。


着水直後よりミドストをスタートし、バンク角度に合わせてカーブフォール気味に操作。

竿さばきは縦で行い、キビキビとロールするように操作するとついばむようなアタリ。

どうやら小型、中型のハスがルアーにアタックしているようで、ミドストのスピードを少々上げて再トライ。


クランクの時と同じように岸と平行に近い角度でトレースコースを意識し、一定レンジでのミドストを行うとバスが釣れてくれました!


この日はバスの目線よりやや上の物への反応が良かったようで、レンジコントロールを意識しつつその後も何本かキャッチ。


バーサピンテールは4in・5in共にロールがしっかり出るソフトベイトになっていますので、広範囲へのアピール、サーチベイト的にミドストでチェック出来るのでオカッパリ・ボート問わず出番の多いルアーになっていきそうです。

ますます発売が待ち遠しくなってきました。


その後は陽も上がり、インレットパワーを期待して移動。

狙いは最上流部のゴミだまり付近。

しかし、流れも弱くゴミだまり手前でボイルが多発。

ここでは最上流部より手前側にやる気のあるバスが陣取っていると判断しウロウロとチェック。


上流部より流れが直接当たる一発目の曲がり角にある大きなレイダウン廻りをリグルクローラー5.8in【シナモンブルー】のネコリグ(1.8g)でチェック。

入り組んだ枝の根本付近に落とし、丁寧にシェイクを加えると手前に走り出したのでフッキング。

枝に擦られながらでしたが、パワーフィネスタックルだったのでそのまま引きずり出してキャッチ!

53㎝ 2,100gの極太バスでした。


使用タックル

ROD:6.5ft Mアクション

REEL:2500番

LINE:PE1.2号+フロロカーボンリーダー12lb



やはり夏のインレットはデカい魚が寄る傾向があるのでもう一本の川筋へ移動。

最奥に大規模なゴミだまりがあり、手前からチェックするもこちらは小バスのみ。

太陽も真上に来る時間帯だったので最上流付近に期待を込めてゴミだまりへ突入。

浮きゴミの隙間にリグルクローラー5.8in【ドバミミズ】のネコリグ(1.8g)を落としつつ、少しづつ進入。

最上流部の様子。


最奥の流れが直接ゴミ下に潜り込む位置まで来てアベレージサイズを2本キャッチ。


デカいのはいないのか?と改めて浮きゴミ奥へキャストし、流れを利用しつつゴミ下へルアーを送り込み、ルアーに気付かせるため大振りでシェイク。

するとググっと竿先が入り落ち着いてフッキング!

あきらかにデカい、重い魚が掛かり慌ててファイト!

タックルは先程と同じパワーフィネスタックルだったこともあり力負けすることなく取り込み!

獲れたバスは57㎝ 2,490gの自己記録更新のサイズでした。


これまでもリグルクローラー5.8inのネコリグは多用してきましたが、本格的なパワーフィネスタックルでのカバー打ちを始めたのはごく最近。

カバーの中でも1点シェイクでリグルボディならではのくねくねとしたアクションはバスを魅了!

まだまだ獲れるバスは多いなと実感した出来事となりました。



後日、別フィールドの川上ダムの最上流部の浮きゴミまわりでも良型バスをキャッチ!


パワーフィネスタックルでゴミ下より引きずり出してのやりとり。

カラーは同じく【ドバミミズ】!

ネコリグ(1.8g)のセッティングです。



強めのタックルセッティングでカバーの奥へ奥へとルアーを送り込めば獲れる魚は増えるはずです。

みなさんもタックル強化して挑んでみてください!