STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff須江 一樹

offshore✖️offshore

横浜市在住/ すえ丸船長。趣味は釣り。シーバスビッグベイトを愛し、ボートシーバスをメインに、仕事も休みもオフショアフィッシングへ出船中。

STAFF REPORTスタッフレポート

2025.07.16

チヌトップオススメルアー【2】【3】 レアリスポッパー64チヌ&テトラワークスポコポコ

チヌトップで使うルアー残り二種類は、レアリスポッパー64チヌとテトラワークスポコポコこの二つです。

 

まずはレアリスポッパーからご紹介します。レアリスポッパーはリプラッシュよりもひとまわりシルエットが大きいポッパーです。リプラッシュと同じく後方重心の固定ウェイトを採用していますので、キレイにお尻から真っ直ぐ飛ぶこと、ドッグウォークが得意なこと、吸い込みやすいことの3つのチヌトップルアーに求められる性能を満たしております。

 

バスルアーベースのルアーではありますが、チヌトップにぴったりのプラグということです。

ではリプラッシュと何が違うのかというと、ポッパーなのでスプラッシュが出せるというメリットはもちろんあるのですが、正直今のところ僕は東京湾でスプラッシュで良く釣れたという経験はしておりません。

 

スプラッシュ以外でレアリスポッパーのメリットはなにかというと、シルエットの大きさとロールの効いたドッグウォークが生み出す飛び抜けたアピール力が最大のメリットだと考えています。

 

リプラッシュと比べて2mmしか全長は変わりませんが、高さがあるのでシルエットはひとまわり大きく感じるレアリスポッパー。クロダイの反応を見てもひとまわり大きいアピール力を感じます。リプラッシュよりも、明らかに遠くから魚を呼んできたり、高活性なクロダイの捕食の勢いが明らかに強いのです。

そもそも僕がロールアクションが好きということもあり、このレアリスポッパーのロールドッグウォークが僕は大好きです。スプラッシュはなしで、しっかりテーブルターンしてその場で首を振りつつ、きっちり横に横にロールするので強烈なアピール力を発生します。

 

使い分け的にはオールラウンドに使うのにリプラッシュ、魚が見えない時に呼んできたい時や高活性の時はレアリスポッパーという感じです。もちろん関係なくどっちの方が反応が良いか投げて判断したりもします。レアリスポッパーのデメリットとしてはシルエットが大きい分ショートバイトが出るような渋い時は、クロダイがルアーを吸い込みきれない場合があります。その場合はリプラッシュに落としてバイトが乗るようにします。

 

リプラッシュでもバイトが乗らない場合の最終手段がテトラワークスのポコポコです。見た目通りの極小、食わせの究極ポッパーです。

何度となくこのルアーに助けられてきました。コレ食わなきゃもうトップは無理です。他のルアーでトップは無理と判断するくらいバイトがなくても、こいつだけはバイトを出すことができます。それが言い切れるくらいの究極の食わせルアーがポコポコです。

 

ポコポコも後方固定重心ですのでチヌトップにぴったりなルアーです。使用にあたってはPE0.3号が推奨ではありますが、0.3号で気持ちよく飛んでいきます。食ったら乗ると言えるくらいのバイトの乗りの良さ、そして極小フックが生むバレにくさが、渋い状況の中での貴重なバイトをしっかりものにします。

 

小さいが故にアピール力はもちろん少ないのですが、浮いているクロダイめがけてサイトフィッシングする使い方ならアピール力は関係ありません。極小でもしっかりドッグウォークします。
 

ポコポコは最強の食わせルアーですので、チヌトップの時は絶対持ってた方が良いと言いたいところなのですが、ポコポコのデメリットとしてはPE0.3号にULクラスのロッドを組み合わせたほぼ専用タックルを持ち込まなくてはならないことです。

 

ちなみに0.3号でクロダイを釣ることに対して強度的な不安は感じなくても大丈夫です。普通に上がります。リーダーはナイロン8lbを僕は使用しています。

 

リプラッシュ62F、レアリスポッパー64チヌ、テトラワークスポコポコ、この三つのルアーがあればチヌトップは完璧です!この夏是非チャレンジしてみてください!ボートはもちろんオカッパリでも東京湾はチヌトップが釣れる海です!!