STAFF REPORTスタッフレポート
チヌトップオススメルアー【1】 リプラッシュ62F
チヌトップ。クロダイやキビレをトップウォータープラグで釣る釣りです。関東で言うと浜名湖でしか出来ない釣りだと思っておりましたが、それはもう昔の話。東京湾でもしっかり成立する釣りになりました。状況によっては最もストロングな釣りになり得るほどです。
僕がチヌトップで使うルアーは主に3つで、その一番手がBay RUF Reprush 62Fです。DUOさんのチヌトップ専用設計のこのプラグは、専用設計というところから当たり前の事かもしれませんが僕のチヌトップ一番手となるルアーです。
僕がチヌトップで使用するルアーに求る性能は、真っ直ぐ飛ぶこと、移動距離なしでドッグウォークすること、吸い込みやすいこと、この三つです。この三つをしっかり揃えているプラグがリプラッシュです。
まず一つ目の真っ直ぐ飛ぶこと。特に僕は横浜周りのボートで釣りをしている都合上、飛距離重視というよりは狙ったところにズバッと正確にキャスト出来る事を重視しています。浮いているクロダイに目掛けて投げるほぼサイトフィッシング的な要素や、ストラクチャーをピンスポットで狙う必要がある横浜のチヌトップでは釣果を出す上でキャスト精度は欠かせないのです。
リプラッシュはお尻から真っ直ぐポイントに向かって一直線に飛ぶキャスト性能を備えています。ロングキャストはもちろんのこと、狙ったピンスポットにきっちりと投げ込める精度も備えたプラグですので、サイトフィッシングやピンスポット攻めに非常に使いやすいルアーです。
続いて二つ目の要素は移動距離なしでドッグウォークすること。ポイント自体が狭い横浜エリアということもありますが、基本的にチヌトップはその場で首を振り続けるくらいの移動距離なしでのドッグウォークが最も効果的なアクションです。このアクションがリプラッシュは大得意です。
横浜周りではポッピングやスプラッシュを効かすアクションが効くということがないので、ドッグウォークに特化したリプラッシュの性能が特に活きるフィールドでもあります。
リプラッシュはその場で180°ターンを繰り返しながらドッグウォークをします。テーブルターンとも表現される、この移動距離なしドッグウォークでネチネチアクションさせると、ドッグウォークさせてる最中にバシャンとバイトが出たり、ずーっと後ろからついてきてジュボっと吸い込むようにバイトが出ます。ホント黒鯛好みのアクションをリプラッシュは出してくれるんです。
三つ目はフッキング性能です。フッキング性能はプラグのサイズ感と姿勢で決まります。サイズ感については小さければ小さいほど吸い込みやすいのでフッキングが良いということになりますが、それと引き換えにアピール力が失われてしまいます。
62mmというサイズ感は、アピール力とフッキング性能の両立した非常にバランスの良いサイズ感です。その辺りが流石専用プラグという感じです。
クロダイは吸い込むバイトが多い魚です。ルアーを後ろから吸い込むので、立ち浮きの方が口の中にすぽっと入りやすくフッキングがいいです。リプラッシュは後方重心ですので立ち浮き姿勢で、サイズ感と合わさって抜群のフッキング性能を誇ります。
キャスト性能、アクション性能、フッキング性能。チヌトップに対してその全てを備えたルアーがリプラッシュ62Fです。全てを備える理由は固定重心のタングステンウェイトがルアーのお尻の部分に搭載されていること。これが非常に大きい役割を担っています。
まず重心がお尻側にあることにより、飛行姿勢がしっかりお尻からブレなく飛ぶようになります。これにより飛距離が伸びて、さらにキャスト精度も高くなります。固定重心のリアウェイトほど気持ちよく飛ぶウエイト配置はないのです。(僕はルアーは固定重心派)
さらにドッグウォークについても、姿勢が立ち姿勢になるので抵抗感が生まれやすく移動距離が抑えられます。加えてカップ部分に空いてる穴から水が少し逃げるのでプラグが浮き上がりづらくなりさらに移動距離が抑えられます。
クロダイの為だけに考えたプラグだからこそ実現したこの性能。クロダイ専用設計のペンシルポッパー、リプラッシュ62F。ボートはもちろんオカッパリでも実績アリアリですので是非暑い時期にしか楽しめない季節限定のこの釣りを是非リプラッシュで楽しんでください!
あと二つ僕がチヌトップによく使うルアーがありますので、次回ご紹介しますね!