STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Field Staff武富 啓晃

Practice makes perfect

東京都在住。東京湾内の干潟と河川の釣りに精通し、関東全域のシーバスを釣り歩くサラリーマンアングラー。 徹底した現場主義によって得られた情報やルアーの使い方等を発信していきます。

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2024.04.22

東京湾奥・港湾バチパターン開幕!

4月後半から開幕する東京湾奥の一大パターンといえば、「港湾バチ」パターン。

 

1月後半から3月末まで続いた河川のバチ抜けとは違い、海に生息するバチが抜け、それを捕食するシーバスを運河周りで狙うパターンです。

 

 

千葉県の船橋エリア、東京都の江東区~港区~品川区~大田区、神奈川県の川崎~横浜と幅広いエリアで楽しめる港湾バチ。

 

4月半ばから様子を見ていましたが、各地無事開幕した様子です。

 

そんな港湾バチについたシーバスを、今回は隅田川下流域で狙ってきました。

 

 

 

隅田川は名前こそ「川」ですが、荒川・旧江戸川・多摩川と比較すると流量が少ないせいか、特に下流域は海と同等の環境であり、海のバチが生息しています。

 

よって、バチ抜けパターンを狙う時期も港湾と同じ時期になってくるというわけです。

 

 

 

ということで隅田川下流域をパトロールして回ると・・・居ます居ます。

 

バチが引き波を立てて泳いでいます。

 

時折シーバスのもじりも見え、いかにも釣れそうです。

 

 

 

 

 

引き波を立てて泳ぐバチは、港湾バチ初期に現れるタイプ。6~8cmほどで、真っ赤な色をしており、水面に引き波を立てつつ毎秒50~80cmほどで泳ぐのが特徴です。

 

 

その引き波、その姿はまさにマニック95。

 

 

 

マニックがバチに似ているのか?バチがマニックに似ているのか?

 

そんなことを考えながら、もじりに向かってマニックを投入すると即ヒット!

 

港湾バチ、特にシーズン初期の時合は短いので写真もそこそこにリリースし、キャスト再開するとまたヒット!

 

 

今度はいいサイズ。

こんなサイズを連発したところで時合終了。

 

 

これからハイシーズンに突入し、6月いっぱいは釣れ続く「港湾バチ」パターン。

 

これからのフィールドレポートでは、港湾バチパターンにおけるマニックシリーズの使い分けや使いどころ、より細かい使い方のコツ等をお伝えしていきたいと思います!