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2020.03.20

メバルにはマイクログラブ グラッパー最強!?

テトラワーカーの須江 一樹です!

暖冬だった今年の冬。3月になって東京湾は春の気配がより一層感じられるようになりました。春の東京湾のライトゲームといえばメバル!!今回はグラッパーを使った、ボートから狙う春のメバル釣りをお伝えしたいと思います。

東京湾では5月をピークとした春のメバルハイシーズンがこれから始まります。攻めるポイントは岸壁やバースなどの足回り。明暗についている場合もありますが、基本はストラクチャーピッタリにキャストする事が釣果への最重要ポイントです。2gのスナイプヘッドを基準に、レンジが浅い日は軽め、風が強かったりレンジが深めの時は少し重めに調整しますが、レンジよりも重要なのは先にも伝えた通りキャストです。まずはストラクチャーに対してピッタリと投げることが出来るジグヘッドの重さを最優先に考えましょう。

キャストが決まれば続いてはレンジとアクションです。レンジは多くの場合は10カウント以内で釣れるレンジを探ります。得てして風が吹いたり、波が出ている日は深め、凪の日は浅めとなることが多いですが、先入観に囚われずその日その時で釣れるレンジを探っていくことが重要です。アクションについては、ロッドでワームを上下させるリフト&フォールアクションと、リールで巻いて誘うリトリーブの大きく分けて二つのアクションが存在します

グラッパーは、リフト&フォール、リトリーブ、どちらのアクションにも高次元で対応している為、いつでもどんな場所でも使う事が出来ます。どのレンジで、どのアクションで食うかをまず探すのにグラッパーは非常に便利で有効なルアーですので、パイロットルアーとしてボートメバルには必ず用意していただきたいルアーです。

さて、今回の釣行ですが雨が降って水温が下がり気味であるものの、風はなく波もない状況だったからか、比較的メバルのレンジは表層に近い場所で食ってきました。グラッパーに1.8gのスナイプヘッドLをセットし、壁に向かって投げて、着水と同時にリトリーブで反応してくれます。残念ながらサイズがあまり大きくないことと、水温低下で動きが悪いのか、非常にアタリが小さく、コン!というような明確なアタリはなく、モサっとゴミがかかったかのようなアタリや、違和感程度しか感じないアタリが多く、それを掛けていく楽しさと、掛からないもどかしさで悶絶してしまうメバル釣りでした。それはそれで非常に楽しかったのですが(笑)

面白かったのは、表層で食ってくる割には、プラグでは全く反応がなく、モビーにも反応がこの日はなかったことです。恐らくグラブテールの弱波動をメバルが好んでいたことが考えられますが、そういった状況にもグラッパーは強いという事がわかりました。

これから東京湾ボートメバルは数もサイズもどんどん上がっていく季節です。尺メバルと呼ばれる30センチオーバーも狙って釣れる季節が到来します。今回紹介したグラッパーはもちろんの事、モビーやテトラワークスのプラグ類を駆使して数を狙うもよしサイズを狙うもよし、是非東京湾のハイシーズンのメバルを狙いに遊びに来てください!