STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Field StaffFOR HAPPY FISHING

TETRAWORKS

全国のテトラワーカーが各地でライトゲームならではの魅力をお知らせします。 楽しく・笑顔でもっとうに 「FOR HAPPY FISHING!!」

STAFF REPORTスタッフレポート

2019.11.08

長崎離島アジング

皆さんお久しぶりです。
tetraworkerの前田章誠です。

冬に向かって朝晩の気温が下がる一方、熱くなってきた長崎アジング。
待ちに待った秋のシーズン到来!

有明海や橘湾の漁港ではアジはもちろん、タチウオやイカ狙いの人で溢れています。

そんな中ですが、今回のローカルレポートは、長崎県五島列島一泊二日の遠征釣行をレポートしたいと思います。
長崎県内ではありますが、ローカル感なしアウェイ感満載のレポートになってます。(笑)

6時間の移動で到着したのは、釣り人ならば一度は行ってみたいはずの、五島列島!
目標40㎝アップのアジを狙った自身2回目の五島釣行は、前回とは違う島に上陸しました。
ポイントも情報も分からない状態での挑戦です。

地形や水深、次のポイントまでの移動距離などグーグルマップで確認すると同時に、ポイント探しは期待と不安が入り混じる時間ですね。
移動中に見つけた漁港には先行者さん。
情報収集の為に「こんにちは。」
遠征5日目という先行者さんの「夜は凄い事になってますよ」って言葉に胸が踊ります。

この日は風速13mを越すヒラスズキ日和。
風向きとマップの位置から見つけた風裏ポイントは、回り込んできた風で横からの爆風でした。(夕まずめに到着したのに!)
早速洗礼を受ける事に。(笑)
不安が現実になる遠征あるあるって事で、キャストしてみましたが豆アジばかり。
デカイのが居そうな先の筋まで届いてない。
ウエイトを上げたり、テトラジグに変えても結果が同じなので移動する事に。
テトラジグ(シラス)のストップ&ゴーで。

 

位置的には風裏のはずなのに、回り込んでくる風でことごとく潰れる目当てのポイント。
もう手当たり次第にランガンする作戦に変更です。

10ヶ所以上のポイントを周りましたが、昼間に会った方の言葉通り、全てのポイントで常夜灯周りはライズを確認できました。

このポイントは島と島との水道に突き出た堤防。
明暗部の明部側のライズは無視して、明暗部の境目や暗部側、流れが効いてる堤防先を攻めますが結果が出ません。
そこで一旦、常夜灯に戻る事に。
ここは水深もあったので明暗部の明部側の光が届きにくいボトムを狙ってみることにしました。(水中の明暗の暗部をイメージ)
1g以下のウエイトでは、豆アジの猛攻にあうので、1.2gのスナイプヘッドにピピンをセット。
バーニーやチョップよりも、フォールスピードの速いピピンにする事でボトムまで短時間で落とせます。
さらに重めのウエイトにする事で、小さいサイズが居るレンジをより早く通過させ、ボトムに居るであろう大きいサイズを狙う為です。

少しサイズアップできて、やった感がありますね。
が、まだまだ目標のサイズには程遠く、次のポイントへ。
ここは、水深1〜3m程のシャーロー帯で、常夜灯の灯りがボトムまではっきり照らしているポイントでした。
今回の釣行で一番魚影の濃かったポイントでもありました。
アジにサバ、カマスなどがマイクロベイトを狂った様に追い回す状況に、投げれば釣れるモード全開。
エギングしていた同行者も慌ててアジングの準備をしてました。(笑)
ベイトフィッシュを追いかけていたので、ここはピピンの独壇場!

今回反応が良かったピピン

ボトムまで見える状況だったので、アジとサバの微妙に違う付き場や、バイトの瞬間など、見ることが出来て良い経験になりました。
観察していて解った事ですが、追いかけてくる距離が長いサバに対して、追いかけてくる距離が短いアジ。
サバとアジが入り乱れる中で、
アクション強めの巻いてくる様なイメージで釣るとサバ。
アクションを抑えてフォールで食わせるイメージで釣るとアジ。
と釣り分ける事も出来ましたよ。

ピピン(レモンサイダー)

40㎝届くサイズのカマスはテトラジグで(シラス)

残念ながら今回の釣行で目標は達成出来ませんでした。
40㎝どころか、30㎝に届くことなく完敗でした。
ですが、今までの知識や経験を、知らない場所で当てはめていく楽しみに気がついたり、新しい発見ができた釣行となりました。

皆さんも機会がありましたら是非離島のアジングを楽しんでみてください。