STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff須江 一樹

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横浜市在住/ 横浜アイランドクルーズ所属。仕事は釣船屋船長、趣味は釣り。シーバスビッグベイトを愛し、ボートシーバスをメインに、仕事も休みもオフショアフィッシングへ出船中。

STAFF REPORTスタッフレポート

2023.11.18

コノフラットのアクションについて【タックル編】

コノフラットが釣れています。今年は160が発売されて、195、240と合わせて三兄弟となったコノフラットシリーズ。マキフラット、ボラペンと合わせてDUOのビッグベイトシリーズもかなり充実してきました。

 

その中でもやはりコノフラットが今年は好調です。もちろんルアーサイズについては日替わりの部分もありますし、持っている方が一番多いという部分も多分にあるとは思いますが、他船の釣果を見てもオリジナルサイズである195Fが最も安定的に釣果が出ています。

 

ここで、コノフラットの性能の話ではなく釣果を出す上で最も重要なアクションについてお話しします。コノフラットはタダ巻きでも釣れるルアーではあります。しかしジャークをして左右にダートすることが出来なければ釣れるルアーにはならないと言えるほどに、タダ巻きだけではコノフラットの性能を半分も引き出せておりません。ダートさせてこそコノフラットです。

 

このダートを1日こなすためには、適したタックルとテクニックが必要となります。これはダートアクションが出来ない方にとっては一つのハードルとなることは間違いありません。ただし、このハードルを超える価値がコノフラットにはあると断言できます。出来るようになれば今までよりも圧倒的にコノシロパターンの釣果を伸ばすことが出来ます。

 

ということで今回から何回かに分けてコノフラットのアクションをする為に必要なことを細かくお伝えしていきます。まずはタックルです。基本的にはコノフラット195Fについて絞ってお伝えしていきます。

 

①ロッド 6〜7ft以下の短くて硬いロッド(tailwalk BOATGAMERSSD C610XXH)

パワーの指定をしないのはメーカーによって表記が違うからです。さらに指定のスペックを守ると、かなり的外れになりがちなのであえて曖昧な表現となっています。カッコ内は僕が普段使用しているものです。

 

まず7ft以上の長いロッドだと単純に疲れて1日ジャークすることが困難になります。さらに多くのガイド船が使用する和船タイプの船では足場が低く、ロッドを下にジャークすると水面を叩いてしまい釣りがしづらくなります。使いやすい長さというのは、実は船の種類、さらに足場の高さ、そして身長で細かく変わってくるのが実際のところなのですが、6’6ftくらいが無難に使いやすい長さだと思います。グリップは短めがおすすめです。長いとジャーク時に服に引っかかってしまってストレスです。

 

 

ボートシーバス用のビッグベイトロッドを買っていただくのがもちろん間違いはないのですが、持っているロッドや、代用できるものをお求めの方もいらっしゃるはずです。一番近いロッドとしてはバス用ロッドのラバージグ用のロッドです。大体6’6ftくらいでパワーがファーストテーパーのMHかHくらいのものが多いはずですが、結構ドンピシャの硬さだったりします。でもスペック的には3/4ozまでとかになってるはずですので、明らかにオーバースペックです。自己責任にはなりますが、硬さや長さ的にはバス用のラバージグ用ロッドは使えるロッドです。ちなみに柔らかすぎるとルアーをダートさせるのが難しくなります。硬すぎると潜らせるのが難しくなります。まずは僕が使ってるロッドの硬さを参考に近いものを用意してみて下さい。

 

 

 

②リール ハンドル1回転あたり100センチ前後の巻き取り量があるリール(tailwalk WIDEBASAL CA81R)

リールに求められる第一の条件は巻き取り量です。最低でも90センチはないと、ベタ凪の時しかアクションがつけられなくなってしまいます。100センチ前後あると、風が吹いて船が流される状況でもコノフラットにアクションがつけられますので100センチ前後の巻き取り量があるリールが必須です。

 

また、最近は小さいリール、軽いリールが好まれる傾向がありますが、シーバスビッグベイトゲームでは全く逆の大きいリールの方が適しています。(300、400番クラス)これはまず大きいリールだとスプール系が大きいのでバックラッシュしにくい為です。どうしてもメーカーのPRポイントであるブレーキシステムに目が行きがちですが、実はバックラッシュするしないはブレーキシステムよりももっと重要なことがあります。それがスプール径です。スプール径が小さいと重いルアーをフルキャストで投げるシーバスビッグベイトでは、スプールが回り過ぎてしまってバックラッシュの危険性が高くなってしまいます。単純にスプール系が大きいほど、同じ距離を飛ばした時に回る回転数が少なく済むのでバックラッシュの危険性が下がります。なので、ブレーキシステムよりもバックラッシュが怖い方はまずは大きいリールを選びましょう。

 

さらに100センチという巻き取り量を実現するために、小さいリールではギア比を上げざるえません。ギア比が上がるとパワーがなくなりますので、ファイトがぎこちなくなってしまう為バラシの原因にもなります。シーバスビッグベイト、特にコノフラットの釣りでは大きくてハンドル1回転あたりの巻き取り量が100センチ前後のリールが必要ということです。

 

 

 

③ライン  PE4号以上リーダーナイロン50lb以上(バリバス アバニ キャスティングPE マックスパワー X8 &オーシャンレコードショックリーダー)

 

以上と書いたのはPEなら6号、リーダーなら100LB程度までは大して釣果に影響がないからと考えているからです。問題なのは太いことよりも細い方がデメリットが大きくなります。まず細いからルアーが飛ぶということが感じられるウェイトのルアーではありません。なのでバックラッシュしてルアーが切れて飛んでいってしまうデメリットの方が遥かに大きいです。コノフラット195Fなら4号あれば傷んでない限り切れて飛んでいくことはほぼありません。リーダーは50lb前後が無難ですが、こちらも細くして魚に切られるデメリットを考えたら細くする理由がありません。リーダーは無駄に長くしてももったいないですし、短か過ぎるのも魚に見られている気がして僕は好きではありません。1ヒロくらいの長さがベストだと思っています。

 

また接続はジャンスィックSPというノットのみで行っております。端が余ったから2回くらいハーフヒッチやっとくかくらいで、基本はハーフヒッチなしです。何センチもハーフヒッチを重ねる方をよく見かけますが、ひとまずシーバスビッグベイトでは不要です。時間の無駄だし見切られる原因になりそうですので、あまり結び目は大きくしない方がいいと考えています。ちなみにコノフラットはスナップで十分です。一般的に売られているものだとオーナーさんの剛力スナップの#2を推奨します。

 

以上推奨タックルについてでした。次回はコノフラットのアクションについてお伝えします。