STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff佐藤 直樹

全身狩漁本能

横浜近郊のアーバンサイドフィッシングを中心に、魚種や釣方にとらわれない釣りの楽しみ方をお伝えしたいと思います。 横浜市在住。神奈川県の城ケ島で釣りの楽しさを伝える仕事をしながら、休日もソルト、フレッシュウォーター問わずロッドを握るフリースタイルアングラー。

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2023.06.28

関東激戦区でショアブリキャッチ!

こんにちは!
ソルトスタッフの佐藤です。
私の夏のメインフィールド、西湘~国府津サーフにようやく青物が回遊見せ始めました。
ヒラスズキの回遊が遅かったからどうかな?と心配していたけれど、少ないながらもワカシの群れは回ってきています。そして今年の傾向として、沖にワラサ、ブリクラスが回遊し、マイワシ、カタクチイワシが大量にいる影響で群れが抜けません。そんな大型の青物が時より接岸するとあって賑わいを見せています。
先日、そんな状況下で東京MX「Do!Fishing」の撮影へ
2日間のプラではある程度の状況を掴んでいて、消去法でポイントを選択。
群れが少ない事もあり、ドラックメタルキャスト ショット30gをメインに勝負をしました。

結果、ワカシ爆釣。圧倒的な飛距離、ブレードの集魚力が武器になり釣れても2、3匹~な状況で良い釣果を叩き出すことができました。
この模様は7/22(土)8:30~8:45 「東京MX Do!Fishing」にて放送されますのでお楽しみに!見られない地域の方でも、放送後、「DUO 公式YouTube」にて放送されますので、是非そちらでもご覧ください。
欲を出して16時まで粘りましたが大型の接岸はなし、午前中の撮れ高があったので撮影は無事に終了。ここ最近の傾向として、大型が接岸するのは夕マヅメ。暗くなるまで粘ってみようと、独りで残業フィッシングです。
少しポイントを変え、海を見ながら今日の撮影を振り返ります。
そして日が落ち始め、もう終わりか…と呟きながら夕陽が沈む写真を撮った時刻が18時55分

左側の水面に僅かなベイトのざわめきがあり、ワカシかな?と狙おうとすると、左のアングラーの目の前で『ドカン!』とブリの単発ボイル
回ってきた…

ボイルは一回切り、正面にドラッグメタルキャストショットを投げ
「こっちへ来い…」と願いながらボトムからのスイミング&ワンピッチで誘います。
ボイルのあったラインに差し掛かった時
『ガツン!』
とティップが抑え込まれ、フッキングと共にドラグが悲鳴をあげます。
「来た!」アドレナリンが溢れ出る。

フロントこそシングルだが、リアフックはトリプル#6、無理をすれば簡単に伸ばされてしまうサイズ。慎重に、魚を怒らせず疲れるのを待ちながら出ては寄せてを繰り返す。距離も詰まった頃、敵は右側に向きを変え、走る。その先には沈みテトラ帯。擦れたら終わる。軽く擦れたのを感じたので、こんな時はドラグをフリーにして魚を沖へ自由に走らせる。50mはいかせた頃、自分は左へと走り横へと誘導を試みると、幸いにも魚は左へと向きを変えてくれました。
時間をかけた事で体力を奪い、主導権を得ることに成功。波打ち際で魚を止め、波で自由に泳げない魚は体力を消耗する。タイミングを見計らい波を利用して寄せた。尾をガッチリと掴む。
「捕った!」
キャッチした頃はほぼ日が沈んだ19時36分

サイズは血抜き後計測 6.2kg
口閉じ尾開き85cm、尾叉長78cm

★ヒットルアー★
デュオ ドラッグメタルキャスト ショット
30g ピンクバック

痩せてはいるものの6kg以上なので
関東では『ブリ』と言えるサイズ!
国府津サーフでショアブリ。
"国府津の夢"達成!

掛けるかは正直、運の要素が大きいです。
そして諦めない事。

相模湾のサーフに熱い夏が始まりました。まだまだ大きいサイズも回遊しているので、次は8kg超えを狙っていきたいと思います。

ライトショアジギング入門に最適なワカシサイズ、そして関東のショアから狙えるMAXサイズのブリクラスまで狙える素晴らしいフィールドに心から感謝したいと思います。