STAFF REPORTスタッフレポート

BASS Field Staff倉迫 耕一

小さなアタリ、大きなヨロコビ

山口県在住/丸山ダム、小野湖、米泉湖がメインフィールド。ボート・オカッパリ問わずバスフィッシングに傾倒中!REALISルアーの魅力を分かりやすくお伝えしていきます!

STAFF REPORTスタッフレポート

2022.09.26

秋シーズンの到来!?スピンベイトとリグルクローラーで攻略!!

みなさん、こんにちは!

フィールドスタッフの倉迫です。

 

山口県は9月18~19日にかけて台風14号が通過。

気温も下がってきており、朝晩は少しひんやりとする日が増えてきました。

 

今回は台風通過後の宇部丸山ダムにて釣行。

フィールドの変化を確認しながらの釣行となりました。

 

 

■スパイベイティングの序章

水温は台風前と比べて3~4℃下がっており26℃ほど。

当日午前中は曇り予報で風も冷たくローライト。

 

まずは夏の朝夕で調子の良かった急深バンクからチェック。

ルアーはレアリス・スピンベイト90【カラー:グラスミノー】

急角度のバンクを壁のように利用し、フィーディングでエサを追い込むバスに照準を当てて岸に沿わせてリトリーブ。

 

引くレンジ・スピードを少し変えながら様子を見ると幸先良く一本!

 

 

読み通り朝は比較的シャローでベイトフィッシュを追っているようで、横方向の動きに好反応。

このスピンベイト90が今回釣行の一つのパターンとなりました。

 

■もう一つのパターン!リグルクローラーのダウンショットズル引き!

陽が昇るまでは同じような条件の箇所をまわり、立ち木など絡むここぞという場所ではライトリグも投入。

 

使うワームはリグルクローラー3.8in

ここ最近反応があるのはダウンショットでのズル引き。

ライトリグ使用時のシェイクを嫌っているようで、リーダー分浮いたワームを横方向にスライドさせるとバイトが出るような状況です。

リグルクローラーはテール部が中空のため水平姿勢をキープしやすいのでこういったアクションも得意!

 

ただ、そのバイトは小さく弱い。

以前の釣行ではタックルセッテイングが合わず、バイトと同時にラインが張ってしまい違和感を与えてショートバイトとなりキャッチ数が伸びませんでした。

 

今回は対策としてソリッドの竿を用いてラインを3.5lbでセット。

竿先が入るしなやかなティップでショートバイト対策。フックもより細軸の物を使い初期掛かりを意識しました。

 

いくつかポイントをまわる内に徐々に陽が昇り日影となる部分が出始めたので、急深バンク+シェードのスポットに注目してキャストを続けると、ショートバイト対策も功を奏して午前中で2本追加。

こちらも3mまでの比較的浅いところで食ってきました。

 

■午後は条件を絞り込み精度向上!

午前中に得た手応えを基に午後は釣果を伸ばすべく色々と観察!

朝方に見えなかった鵜がちらほら湖上に現れ時折潜ってはベイトフィッシュを追いまわしている模様・・・

そして水温も上昇。

 

それに伴い、魚探に映るベイトの群れもやや深めのレンジに入っていたので狙いを少し落としてみる事に。

 

午前中に反応のあった急深なバンク付近をチェックするとベイトの群れやバスらしき影が約6~7mボトムに映し出される為、引き続きリグルクローラーのダウンショットを投入。

やはり横方向に動かすズル引きには好反応で、複数本追加。

 

ただし、ボトムからやや浮いた位置でスクールと思われる影が魚探に映るも一瞬で姿を消す・・・

 

足が速い・・・

 

そこでスピンベイト90を再びキャスト。

午前中とは違い狙うレンジが深いのでカウントダウンして沈め、ボトム付近からリトリーブ開始。

レンジキープを意識しつつ一定速で巻き続けると・・・

 

 

中層でしっかりと追って食ってきてくれました!

 

どうやら急深バンク6~7mからボトムの角度が緩やかになるスポットを基点にベイト・バス共に回遊しているようでその後も魚影がチラホラ魚探に映ります。

 

そのラインを意識しスピンベイトを通し続け、回遊に当たるとバイトが出る状況でした。

 

ラストにはでっぷり体高のあるナイスバスをGET!

スパイベイティングの本領発揮です!

 

 

■まだ水中は夏!だけども秋の気配が・・・

結果的に釣果は9本!

スピンベイトで4本、リグルクローラーのダウンショットで5本!

共通しているのは”横方向”の動きに反応している事。

リグルクローラーはサイズ感やアクションが合っていればカラーによる差は無いようで、

【グリパン/ブルーフレーク】

【スジエビ】

【ドバミミズ】

それぞれで反応がありました。

 

 

まだまだ水温が高いので夏を引きずっている個体はバイトが浅く動きも鈍い。

しかし、明らかに大きく回遊している個体も増えている印象です。

 

季節が移行しバスの行動範囲が拡がればスピンベイトのように横方向に探るルアーがより活躍しそうです。

 

今回は結果的に深いレンジでの攻略が必要だった為スピンベイト90を中心に投げ込みましたがバスのポジションが散らかるこれからの時期、スピンベイト80・スピンベイト60各シリーズも手数に加えて秋のバスフィッシングを楽しんで頂ければと思います。

 

※参考までに!

今回使用したスピンベイト90は、テール側フックを標準のトレブルフックからダブルフックに交換しております。

スピンベイトはお尻下がりの姿勢でゆらゆらと揺れながらアクションしますので、ボトム付近を通した際にテール側フックが何かしらに引っ掛かる恐れがあるため根掛かり対策としてダブルフック化!

ガレ場やオダ、スタンプなどタイトに攻める場合はお試し下さい('ω')ノ