みなさん、こんにちは！

山口のフィールドスタッフ・倉迫です。

 

全国各地梅雨入りし、雨の多い時期となってきました！

気温・水温がグングンと上がってきたタイミングで、降雨により水中には多くの有機物が流入。富栄養化状態となりフィールドはアオコの発生が目立つようになりました。

 

地元フィールドである宇部丸山ダムでも６月中旬頃よりアオコが濃くなり、風のある日には風下の水面が緑色の膜で覆われるほどとなってきています。

 

そんな状況のなか、仕事の代休を利用して単独ボート釣行へ繰り出しました！

この日は曇りのち晴れ予報でしたが、先日の雨が少し残り朝からシトシトと霧のような雨が降っておりました。

 

水温は２４℃台半ば。そして無風。

気持ち的にはレアリスペンシルやレアリスポッパーなどを用いて表層の釣りを展開したいところ・・・

 

朝一のフィーディングエリアとなりそうなシャローやレイダウン・立ち木周辺を攻めてみるもバスからの反応は無し。

スローダウンしてリグルスティックのノーシンカー、ＴーＨＯＧのウェイテッドフックリグ、大忍虫のフリーリグなど投入するもこちらも反応無し。

ベイトも表層をざわついていて状況的には雰囲気があったのですが少々気難しく、ルアーに対してセレクティブな印象です。

 

この時点で食性に訴えかける誘い方では結果が出せそうにないこと、そして先述したようにアオコの発生により水中の視認性が良好ではないことからリアクション要素の高いレアリスバズベイトをチョイスしました。

 

レアリスバスベイトは１／２ｏｚモデルと３／８ｏｚモデルがありますが、この日はボート釣行の為極端な飛距離は必要ないので後者を選択。

また、小さいウェイトの方が着水音を小さく出来ますしリトリーブスピードを抑えて引けます。

 

チョイスしたカラーは【マットブラック】

ルアーをセットし、第一投！

するといきなりオーバーハング下で水面爆発！良型４５ｃｍ！

散々表層を攻めたのちに一旦スローダウンまでして無反応だったのにバズベイトに変えてすぐに答えが返ってきてルアーローテーションの重要性を実感！

 

そこから引き続きレアリスバズベイトを投げ続け、同じワンド内にあるレイダウンを横断するようにトレースすると大きく水面を割り、また良型の４８ｃｍ！

上記写真、奥の岸に一度落として手前に引くと下からすごい勢いでバイト！

レアリスバズベイトのルアーパワーでバスを引っ張り出してきました！

ちなみに私はこのレアリスバズベイト、特にチューニング等はおこなっていません。

パッケージから出した状態で飛距離・アクション・集魚力などポテンシャルの高い仕上がりとなっています！

 

ただし、使用する状況によりトレーラーワームやトレーラーフックは取り付けています。

 

例えば、宇部丸山ダムならば岸際はかなりストラクチャーがプアで、カバーと言っても少々のオーバーハングとポロポロ見える立ち木・レイダウンくらい。

生い茂ったアシやブッシュが有るわけではないので根掛かりはあまり気にせずトレーラーフックを付けるようにしています。

 

またトレーラーワームは浮き上がりを早くしたい、浮力を出してゆっくり引きたい場合はセット。

付けっぱなしで保管しても錆びにくいようにノンソルト系のワームを使用する事が多いです。

 

２本目をキャッチした後もひたすらバズベイトでチェックを行い、本湖の岬際に差し掛かったところでルアーに追尾して来たバスを目撃！

食い切らずにUターンしたのですかさずファインダーシャッド【カラー：ワカサギ】ノーシンカーをキャストし、一旦岸に落としたのちＩ字引きで誘うと吸い込むようなバイト！

岸際で稚ギルを追っていたバスが素直に口を使ってくれました。

フックはオフセットフックの＃１を使用。

オフセットフックであればちょっとしたカバー際も臆することなく通すことが出来ますし、フックでボディがまっすぐ固定され安定したＩ字アクションが出せます。

こちらも是非試して頂きたい、見えバス相手に抜群の結果を出してくれる信頼のルアー！

おススメです(/・ω・)/

 

これからまだまだ梅雨が続き表層付近での釣りが楽しめる時期です。

状況によりバスの反応が鈍いなと感じたら、レアリスの種類豊富なルアー達をローテーションさせてバスの反応を伺って釣りを楽しんで頂ければと思います！