STAFF REPORTスタッフレポート

TROUT Field Staff中野 光大

すべての答えはフィールドに

東北地方を中心としたトラウトのニュース、その時なぜそのルアーを使用したかそしてなぜヒットしたのかを自分なりの考察とともにフィールドからお届けします。 岩手県在住。釣り大好き人間です。記念すべき生涯初フィッシュはヤマメという根っからのトラウト野郎です。一番大好きなのは夏のヤマメ釣り。オフシーズンはジギング、エギング、ワカサギもやります。

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2021.07.13

遡上

皆さんお疲れ様です。21シーズンが開幕して今現在4か月が経過し今現在は7月。終盤戦の序盤といったところです。

春先からの釣行として雪代イワナ、サクラマスなど書きたいことは沢山ありますがタイムリーなネタとしてはやはりヤマメ、

読者の皆さんも私に期待してるのはヤマメでしょう?と勝手に解釈して(笑)書き進めていきたいと思います。

さてタイトルにもあるように今回は遡上系のヤマメについてです。

結論から言うとこの手のタイプのヤマメはタイミングが合うと反応を得る事自体はイージーなんです(40近くなるとまた別)。

ただ獲れるかどうかは別です。実際のところ良くバレる。この時期のヤマメに対して私が考えていることは以下の通り

(右側が原因→結果・対策的な感じ読んでください。)

①6月の梅雨序盤は活性が高く、ルアーに興奮しイキりすぎて口にかかってない→ボディに当ってバレたと思っても実際は乗ってない?

②ハードトゥイッチにして初めて好反応を示す→ハードに掛け過ぎると喰い損ねたりしてそのまま終了?(粘ればでることもある)

③②の対策としてハードアクション掛けない→スプリットリングサイズ・フックサイズ↑シンカーを加えて動きにくくする。スプーンも◎

④最初の反応をしっかり意識する→最初の反応をキッチリくみ取ってそこからの継続してその場で決めるor後日に持ち越す(判断がムズイ)

まだまだありますが大体こんなところです。

ヤマメ・イワナは基本的には季節の進行とともに上流に移動します。これからこの本流遡上のタイプが各支流に入っていく時期です。もちろん行ったり来たりする個体もいます。もっともっと魚を知ることが必要です。

遡上系となると賛否がわかれるところでもあります。

けどやっぱりデカイサイズを釣りたいって気持ちは釣り人なら常に持ってるとは思うんです。(笑)

それと一番大切なことは釣りを正確に、丁寧に行う事。道具を常に完璧の状態にしておくことです。

特に針先は全てかならずキンキンにしておきましょう。

タックル

ロッド:MB52MS TB510MLS パルフェ51M

リール:LUVIUS2000XH Cardinal33

ライン:PEエメラルダスセンサーSi0.6+リーダー8ポンド

ルアー:RYUKI50S RYUKI70s