STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff荻野 憲司(矢七)

矢七スタイル

東京湾をメインフィールドに独自のスタイルで突っ走る激闘レポート 神奈川県在住 / 河川、磯、サーフ、干潟、港湾と様々なフィールドに精通し「ビッグプラグ=ビッグフィッシュ」を信念にモンスターを狙う。 「釣り」と「カメラ」、そして「ネタ」に人生を捧げるアングラー。

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2019.12.10

SLDの線の釣り

1年は本当に早いもので
今年も残すところあと3週間。例年、この時期になると湾奥河川のシーバスゲームは1か0の単発狙いとなるのですが、
今年は11月下旬まで暖かい日が多かったせいか、秋に直撃した台風のせいか、
12月に入っても秋のパターンの延長線で大型&数釣りが楽しめています。私の秋のパターンとは

すばり!!

オープンエリアでの
タイドミノーSLDの線の釣り。

SLDはその名の通り、スーパーロングディスタンス、飛距離に特化しているのですが、
アクションも絶品。
ウォブンロールで流れの変化を感じやすく誰でも扱いやすいミノーです。

タイドミノーSLDには125mmと145mmがラインナップされています。

私はこの2種のSLDを使い分ける際、
20mmというボディサイズの差よりもスイムレンジの差を重視します。

125SLD-Fが水面下70センチ
145SLD-Fが水面下100センチ

シャローエリアでの30センチというレンジの差は大きく、
ベイトが目視できるとき、または魚の気配が近いときは125SLD-F
ボトム付近をトレースしたいときは145SLD-Fをチョイス。

もちろん射程距離も長いので流心付近や沖の潮目を狙う時も145が有効です。

基本的に使い方は双方ともデッドスロー
リップに流れが当たるのを感じる限界まで低速にリトリーブし、
ロッドの角度で一定のレンジをキープします。

河川も干潟でもオープンエリアのシーバスはちょっとした地形や流れ変化に依存します。

着水点から立ち位置を線で繋いだU字線にフィールドの変化を交わったエリアがヒットポイントになります。

さらにSLDにはS(シンキング)がるのですが、
この使い方はまた別の機会に。

F(フローティング)とS(シンキング)はアクションの質も違うのでまったく別物のミノーだと思ってください。

さて、まだ好調だと言っても、
そろそろ本格的に南下が始まるでしょう。

次、湾奥に戻ってくるのは1月下旬
2ヶ月後には各所でバチ抜けが始まります。

マニックシーズン到来です!!

今年も新色がリリースされましたので
こちらもぜひお試しくださいませ。