STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff赤木 光広

漢磯紫流儀

磯を舞台にターゲットに真っ向勝負を挑むパワフルアングラー赤木光広のホットレポート。 岸和田市在住 / 紀伊半島をホームにヒラ・マル・青物を追い求める、常に全開の豪傑釣師。

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2019.10.24

タイドミノーSLD

最近つくづく思うがルアーで魚をヒットさせるというのは本来非常に困難なことだと。

たまにエサ釣りをすると本当にそれが実感できる。

本物と偽物での魚の反応では歴然の差がある。

しかし我々はそこを敢えて否定したルアーでの釣り。

そのためには,その時々で少しでも状況に合ったルアーをベストセレクトしたいと思っている。

今回改めて紹介したいのがタイドミノーSLD。

私は釣行の際、ルアーケースに必ず最低2個は入れているルアーでもある。

これまで魚に根ズレでラインブレイクしルアーをロストしては急遽近くの釣具店で購入する事も何度かあった。

お蔭で磯からのヒラスズキ狙いしかり青物狙いしかり数々の魚と出会う事ができた。

それではこのSLDというミノーの何が良いのか?

まずは昨今当り前ではあるが、強風向風においても抜群の飛距離の出せるところだ。

次に肝心のアクションであるが、ルアー自身が持つ動きである左右のローリング幅が大きいこと。

それが潮流やサラシに絡んだ場合、更にその幅も大きくなり

あたかも泳ぎを乱したかの様に捕食のスキを与えるベイトを演出できるのではないかと思っている。

その甲斐あって流れの速い場合などデッドスローでリトリーブするだけでも青物にはすこぶる効果がある。

逆に規則正しく泳ぎ過ぎるミノーは動きが単調過ぎるのかあまり反応が良かった経験がない。

これまで多くの魚がバイトしてくれた思い出のタイドミノーSLD。

そのキズだらけのボディーには深い思い入れがあり、時として一杯の肴にもなっていたりもする。

もう少しで磯ヒラスズキの良いシーズンに突入する。

北西の風が強くなる頃、このSLDがきっと強い味方になってくれることだろう。

タックルデーター

ロッド  シマノ エクスセンス ジェノスS110H/R

リール シマノ ステラSW 4000XG

ライン クレハ シーガーPEX8

リーダー クレハ グランドMAX7号

フック オーナーばり カルティバSTX-58 #4

ルアー DUO タイドミノーSLD145F