STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff赤木 光広

漢磯紫流儀

磯を舞台にターゲットに真っ向勝負を挑むパワフルアングラー赤木光広のホットレポート。 岸和田市在住 / 紀伊半島をホームにヒラ・マル・青物を追い求める、常に全開の豪傑釣師。

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2019.05.09

少し遅い今年の春

今年の海の状況はどうもおかしい。

冬場に下がり切らなかった水温が遅い春の影響なのか寒い日も多く今度は上りが遅い。

魚の捕食スイッチがなかなか急上昇とまではいかない様だ。

例年であれば4月の桜が咲き誇る頃からヒラスズキの爆釣劇が始まるのだが

今年に関してはどうも産卵期がズレている様な気配がする。

釣れるヒラスズキのサイズも産卵に関係しない様な小型が主体で「ドン」と来る様な重々しいアタリからはかけ離れている。

そんな中、4月の後半に心地良い南の風が吹き、懲りずにサラシの広がる磯へと足を運んだ。

程良い風に程良いサラシ。

 

タイドミノー145SLD-Fのピンクイワシをサラシの流れに逆らわない様に送り込めば久しぶりに景気の良い「ガツン」という強いアタリ!

直後にグッドサイズと判断できる強い締め込みで久しぶりにロッドが綺麗な弧を描いてくれた。

こういった場合はヒラスズキも高活性なのでスレる前に効率良く先手を打ちカラーの変更やタイプの異なるルアーでローテーションしながら攻める様にしている。

二番手は流れに強く、ヒラ打ちの上手いレアリスジャークベイト。

これをスリット上で「ギラッ」っとヒラを打たせて魚に見せる。すると堪らずヒラスズキが下から勢いよくバイトしてきた。

 

さてさてルアーチェンジ。今度はタイドミノー145SLD-Fに戻し、カラーはクリアラメWチャート。

クリア系は磯でのヒラスズキにはめっぽう強いカラーだ。

春特有の鋭いアタリで1投ごとにヒラスズキが乱舞する。

 

心地の良い南風に吹かれ,磯で夕暮れ近くまで魚と戯れる。

その後もヒラスズキのバイトは続き派手なジャンプやムーンサルトで十分楽しませてくれた。

ここにきてしっかりと釣れ出したヒラスズキ。今年はいつもより長く楽しめそうだ。

 

タックルデータ

ロッド シマノ エクスセンス S1100H/R

リール シマノ ステラC5000XG

ライン クレハ完全シーバスPE1.5号

リーダー クレハ グランドマックスFX7号

ルアー DUOタイドミノー145SLD-F レアリスジャークベイト ラルストゥイッチャー95L