STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff佐藤 直樹

全身狩漁本能

横浜近郊のアーバンサイドフィッシングを中心に、魚種や釣方にとらわれない釣りの楽しみ方をお伝えしたいと思います。 横浜市在住。神奈川県の城ケ島で釣りの楽しさを伝える仕事をしながら、休日もソルト、フレッシュウォーター問わずロッドを握るフリースタイルアングラー。

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2019.04.17

沖磯ショアロックゲーム

春は水温が上がったり下がったりと不安定、しかし水温がドン!と上がった時には、いわゆる「春爆」に期待が持てる面白い季節でもあります。そんな春爆に期待して南伊豆の沖磯へと釣行してきました。水温的には15℃から18℃を行ったり来たり、まだハタ系を狙うには早いタイミングです。船長に話を聞くと、全部が深場に落ちる訳じゃなく、浅いところに残る魚は残るらしいです。実際数日前にも水温が上がったタイミングで良型のアカハタが釣れていたので、潮とスポットをしっかり狙っていけば可能性はあるかな?と作戦を立てました。
前日の西風の影響があり、乗れる磯は限られましたが、こんな日はヒラ狙いも面白いので、ロックをやりつつ、サラシも攻めてみます。最初に乗った磯は島に囲まれ、浅い水道になっている場所、乗っている磯の右側は、水深3から20m近く階段状に落ちる岬状になっていて、その壁がねらい目。浅い海藻帯や、根際を攻めてもアタリがないので、ロングキャストで水深20mに沿う壁を狙ってみました。すると壁に沿ってリフト&フォールしていると、着底寸前にひったくる様なバイト!一瞬送り込んでフッキング、一気に浮かせます。あがってきたのは良型のアカハタ!


38cmくらいでしょうか?痩せていて、餌を食べていない様子、浅場に残っていた個体と思われます。グルーパーゲームオフシーズンでも魚が出せる事を確証した1本となりました。

ヒットしたのは21gのフリリグ、ワームはテトラワークス ザ ロックグラブ5インチ サンセットオレンジグロー
効率良くハタ系を狙うのに、グラブのリフト&フォールは特に有効です。

その後は同じようなスポットを攻めますが反応なし、同行者にヒラがヒットするもバラシ・・・と無念の帰港となってしまいました。船長に聞くと水温は15℃まで落ちてしまったようで、メジナも食わない厳しい一日だったようです。でも本格的なシーズンはこれから!水温が21℃を超えてくる頃から良くなってくると思います。でもそわそわして、待ちきれず行ってしまいそうです。それではまた!