STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff赤木 光広

漢磯紫流儀

磯を舞台にターゲットに真っ向勝負を挑むパワフルアングラー赤木光広のホットレポート。 岸和田市在住 / 紀伊半島をホームにヒラ・マル・青物を追い求める、常に全開の豪傑釣師。

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2018.10.19

オールラウンダーのマリス

DUOからこれまでに無いシンキングペンシルタイプのルアーのマリスがリリースされた。

全長は130mmでウエイトは何と64g。

もうすでに各地の釣具店では販売されている。

64gというかなりヘビーなウエイトがこのルアーのミソであり、これまでのシンキングペンシル常識を覆すタイプのルアーである。

その異例さが今のショア青物において大きな武器になること間違いなしと、このルアーを見た瞬間に確信した。

まず半端ない飛距離を出せ強い逆風をものともせず切り裂いてカッ飛ぶ。

水深20m程度であればPEライン3号でも底を取れる。(潮流に速さにもよるが)

つまり広範囲を射程圏とし、レンジも幅広く探れるルアーである。

例えば水温の安定しない時期やピーカンベタ凪時などにも威力を発揮するだろう。

この日も釣り仲間なのか飲み仲間なのかわからない友人と二人で秋の磯で青物と戯れた。

お互い今晩の酒の魚(肴)を狙うべく、少し脂が乗り出しているハマチや、

美味しいカンパチといった欲どおしい考えを胸に秘め当潮の効いたエリアにルアーを委ねる。

まずはタイドミノーLDでチェックすると綺麗な真鯛が直ぐにバイト。

エサを求めた活性の高い個体が即バイトしてきた。

その後はミノーでアタリが無くなり

ここで真打のマリスへとルアーチェンジし広範囲を探る。

どうも水深10mのレンジに重い潮の層がありそこを重点的に意識し緩いジャークを繰り返す。

数投目にロッドをひったくる鋭いバイト。

一気に浮かせのポンピングに入り最後まで元気にファイトしたのは脂の乗っていそうなメジロであった。

その後もマリスで順調にバイトが続いた。

このマリスというルアーは回遊魚全般に効果があると判断できる。

低層まで沈めてからのリトリーブでも引き抵抗も少なく特に流れのある磯では使い易い。

さてこの秋はこのマリスを持って遠征へと出かけてみる事にする。

おっとその前に友人と秋磯の刺身盛りで一杯やらねば・・・。

タックルデーター

ロッド シマノコルトスナイパー S1000H

リール シマノTPSW5000XG

ライン クレハ PEX8 2.5号

リーダー クレハ プレミアムマックス 40ポンド

フック オーナー カルティバ STX-58 #1

ルアー DUO タイドミノーLD120  マリス130