STAFF REPORTスタッフレポート

TROUT Field Staff中野 光大

すべての答えはフィールドに

東北地方を中心としたトラウトのニュース、その時なぜそのルアーを使用したかそしてなぜヒットしたのかを自分なりの考察とともにフィールドからお届けします。 岩手県在住。釣り大好き人間です。記念すべき生涯初フィッシュはヤマメという根っからのトラウト野郎です。一番大好きなのは夏のヤマメ釣り。オフシーズンはジギング、エギング、ワカサギもやります。

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2018.07.04

スーパーヤマメシーズン開幕

 7月。といえば鮎釣り開幕!! ではない。(私にとってはの話だが)

7月というと私の住む北東北もいよいよヤマメのサイズが良くなってくる季節である。とはいってもまだ序盤であるが。

 この時期のヤマメは水量と天候で釣りやすさがかなり違ってくる。出来るだけ水量がある方が有利だし、気候も曇りで気温も高くない方が良い。なおかつ木々で覆われていてオープンスペースが少ない川なら水温上昇も抑えられるし、鮎釣り師もいない可能性も大。しかし最近の天候というのは非常に不安定で空梅雨その後、辻褄合わせの如く怒涛の雨で川はいっきに氾濫レベル。対応策として考えられることは、目的河川がダメならどこでどれ位の雨が降ったからあの辺のあの支流のあの沢なら釣りになるな、、という発想が必要になると思う。

 様々な川を知るために少し遠征して隣県まで行ってきました。初めての川だったので開拓釣行です。何の前情報もありません。調べたのは橋の位置。私の場合初めての河川では橋から入渓することがほとんどで橋から橋までを1つの区間として釣り歩きます。そしてこの区間は今まで行ったあの川のあの区間ににてるなぁ、とか何らかの共通点を思い出しながら釣っていきます。

DSCN1638.JPG 先ず釣れてきたのは泣き尺か尺位のイワナ。これはこれで嬉しいのだが。そこまで上流ではないのにイワナ。ヤマメ狙いの時は少し気がかりな要素。DSCN1649.JPG 少し釣り上がってみたものの、またイワナ。実はこの日は若干雨がパラついていて午後から本降り予報だったのでイワナが高活性なのはそのためだったのかもしれない。

DSCN1647.JPGのサムネイル画像

 気にせずそのまま釣り歩くと、手前側にヤマメの好きそうな流れのスジとヨレができている。写真の黄色い丸のあたり。最初はRYUKI50sをアップで投げた。何かがバイトしたそうにギラギラしている。しかもサイズが良い。すぐさま二投目。またギラギラしてる。。少し考える。この時ポイントは目の前で横方向の距離が短い、クロスストリーム系(アップクロス・ダウンクロス)はできない。できるのは直アップor直ダウン。このまま3投目に移行してヒラ打ち間隔を広く取るトゥイッチ(リフト&フォール気味)ならバイトするかもしれないが流れが速い。しかも底からの湧きも強い。仮にヒットしたとしてもアップだとバレる確率の方が高いと考えて回り込んで直ダウンで攻め直す。底からの湧きが強く、流れが複雑なのでノーマルリップのミノーではコケてしまう可能性大なのでRYUKI50MDFでグリグリ潜らせてステイ気味で流れに同調させると、、

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 31センチの幅広のヤマメ。強い流れにいる魚らしく筋肉質な背中の嬉しい一匹。

 スーパーヤマメのシーズンはまだまだこれからです。

tackle

ロッド Blakiston500L

リール EXIST LT2500CXH

ライン バリバス ダブルクロス0.6号

リーダー フロロ6ポンド

ルアー RYUKI50S RYUKI50MDF