STAFF REPORTスタッフレポート

TROUT Field Staff中野 光大

すべての答えはフィールドに

東北地方を中心としたトラウトのニュース、その時なぜそのルアーを使用したかそしてなぜヒットしたのかを自分なりの考察とともにフィールドからお届けします。 岩手県在住。釣り大好き人間です。記念すべき生涯初フィッシュはヤマメという根っからのトラウト野郎です。一番大好きなのは夏のヤマメ釣り。オフシーズンはジギング、エギング、ワカサギもやります。

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2018.06.07

岩手内陸河川とフェザリングの話

 6月だというのに8月並みの最高気温であったこの日友人と二人で岩手内陸河川の北上川水系のとある支流のさらに支流を訪れた。河川規模的に今時期で30センチクラスがでれば十分に大型と呼べる部類にはいるだろう。

 サクラマス釣行もひと段落しそろそろ渓流が本格化してくるこの時期の釣行は夏季?秋における河川選択において重要な意味合いを持つ。ただこの時期スンバラシイ結果でも夏になるとパタッと渓漁達が姿を消すような河川もあるので事はそう単純ではない。逆も当然あるわけでそういう河川を数多くストックしておくことも技術のうちの一つであると考えている。DSCN1449.JPG最近個人的に取り組んでいるリュウキ50Fでの一匹。いままでシンキングに慣れてすぎているとキャストコントロールに苦しむかもしれない。(飛距離・弾道)1つ言えることがロッドのブランクスをMAXまで曲げるキャストができていれば使用するルアーの重さは関係なくぶっ飛びます(笑)MAXまで曲げてライナーを作ってフェザリングでキャストスピードを抑える。こうすることでパワーに頼ったキャストではなくなるからです。これができると渓流ルアーが物凄く楽しくなります。今までは攻めれなかったボサシタなどにルアーがポンポンはいるからです。それだけではありません。渓流ルアーでは特にアップストリームの状況下ではルアーの立ち上がりが特に重要です。フェザリングは余計なスラックを出さないので着水後のリーリングで直ぐにブリブリ!となるわけです。渓流釣りはおそらくフェザリングの恩恵をかなり受けているジャンルと言えます。Effect_20180607_232246.jpg

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当日の最大魚となったこの35センチくらいのイワナ。リュウキ50sを1秒あるかないかくらいカウントダウンさせたのが効果的だったようだ。

久しぶりに山のイワナを釣った気がする。口から吐き出したのは恐らくカジカ?カエル?どうりで顎が発達したイワナなわけだ。もっと大きくなってまた会いたい。

この河川を選択したのは友人なので出会えたのは彼のおかげでもある。

tackle

Blakiston500L

カーディナル3XB?

キャストアウェイ0.6号

フロロリーダー6LB

リュウキ50s リュウキ50F