STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff大平 正満

Powerful Enemy

福井・九頭竜川水系をメインにリバーゲームのコアを追及したレポートを紹介していきます。 鯖江市在住 地元九頭竜川をはじめ荒磯・越前海岸、時には神秘なる地・奥琵琶湖などで熱きフィッシングを展開。思い弾み心乱れ狂うようなターゲットを追い求めるアクティブアングラー。

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2018.03.28

いよいよ春到来!

皆さんお疲れ様です。

福井豪雪から約1か月・・・背丈ほどの積雪も市街地ではすっかり無くなりここ数日は日中も温かく体を軽く動かしただけでも汗ばむ陽気。

いよいよ春本番となってきました♪

これからは海水・淡水とも水温上昇に伴い魚の活性が上がってくるので楽しみです。

さて前レポートの続きではありますがこの春のシーズンにて活躍するDUOルアー。

ここに触れる前にこの春リバーシーバスにとって重要なベイト"稚アユ"についてお話ししようと思います。

稚アユとは鮎のお子ちゃま。簡単に言いますと川で産卵、孵化してすぐに川を流下して海へ行き春になって川へ上る小っちゃいアユ。まぁフィッシングが好きな方は誰でも知っていますよね。

実は僕がシーバスフィッシングを始めた頃春のベイト稚アユパターンの釣りは最も苦手でした(汗)

何故かといいますと稚アユは僕の中で一番足が速いベイトでパターンが成立するタイミング&エリアがコロコロ変わるイメージでした。あっちで釣れていたかと思うとこっちで違うレンジで釣れだしたりしたことが多々ありました。そんな頃魚釣りが大好きだった祖父から稚アユについていろんな話を聞く機会があり徐々にこの春のパターンに対応できるようになった感じです。

※ここでチェックポイント!

狙うポイントとしては瀬周り、ナイトゲームでの明暗部(瞬時に移行しない明暗部がおススメ)etc・・・キーは川の流れを好む稚アユですが一定の流速を超えることを嫌がる性質もある(祖父論)ので増水時にできる流れのくぼみやヨレをチェック。

そんな春をDUOルアーでどう攻略するか・・・

まずはマニック。DUOのシーバスルアーの顔と言っていいほどの認知度になり今のシーズンである"バチ"パターンで有名なルアー。マニックムーヴでターゲットを狂わす。といったところでしょうか。

このマニックですがリバーの稚アユパターンでも活躍。キーは稚アユが上ずっているエリアであればサーフェスレンジをゆっくり巻くだけでいいです。僕が主に使うのが75、88FISH、90。

面白いことにマニックだけしかバイトしなかったこともありそれ以来オールシーズン一個は必ずBOXに入っています。

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次にテリフDC-7、DC-9。

実はよく皆さんにテリフと春って釣り合わないとか春テリフでは釣れないとかよく言われます。実際僕は4月?8月くらいまでの特にナイトゲームでは出番が一番多いルアーです。

僕の春のDUOルアーでDC-7,DC-9を一押しする理由は以前にも書いた記憶がありますが"レンジコントロール"しやすい点です。淡水域ではスローシンキングなのでアクションやラインテンションをいろんなレンジで操ることができます。僕は春は特にレンジに気を使います。

キーはルアーをオーバーアクションさせないこと。要はゆっくりリトリーブすることです。

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春先の水温がまだ10度超えたあたりの水温ではベイトよりシーバスのほうが動きが鈍いためいかに弱ったベイトに見せるかが大事です。あとカラーですが・・・本当は秘密ですがチャートとグリーン系が僕のおススメです。

桜も咲き散りだしたころから徐々に釣果が上がってくると思います。お楽しみに♪

では皆さん良きフィッシングライフを♪