内地と北海道の渓流ミノーカラーセレクトの違い
過去に12年ほど内地(本州)の関東エリアで暮らしていたことがあるが、近郊の渓流へ足を運んだ際にミノーを結ぶ時は必ずと言っていいほどナチュラル系カラーのミノーだった。チャートリュース系を含む一般的に原色に近い派手な色合いのミノーをキャストすると魚たちが逃げ惑うのである(笑)まぁ、それだけ普段から多くのアングラーに叩かれ、魚たちがSPOOKしている証しだったのだろう。
地元の北海道に戻ってすでに15年ほどになるが、結論から言えばアトラクター系のカラーのミノーであっても良く釣れる。特に個人的にはグリーンやイエローバックのいわゆるチャートリュース系カラーが視認性も良く、トラウトのチェイスも発見しやすいのでもっとも使用頻度が高い。中でも、ブラウントラウトやエゾイワナ(アメマス)なんかにはかなり効果的だし、雨後の濁りが入った状態ではシビアなヤマメも良くチェイスしてくれるのでチャートリュースカラーのRYUKIはパイロットルアーとしての存在を確固たるものにしている。
ただ…。
一般的に中年と呼ばれる年齢になると間違いなく視力の衰えには逆らえなくなる(笑)。動体視力ももちろんのことだ。以上のような理由でド派手なカラーは中年トラウトアングラーに優しいと言える(笑)。シーバスではメジャーカラーであるレッドヘッドやギーゴ、バスルアーで見かけるパロット、イエローボーン、マットピンクタイガー…等々あれば視認性とカラバリを楽しむ両方が味わえると思うのだが…いかがだろうか?
おっと…。これは北海道のいち中年トラウトアングラーの独り言ではありますが…(笑)。
【使用タックル】
ロッド:D-3Custom Lures・Blakiston BKT-408UL
リール:シマノ・ヴァンキッシュC2000HGS
ライン:バリバス・シーバスアバニPE0.8号
リーダー:バリバス・トラウトショックリーダーフロロ10Lbs
ルアー:DUO・スピアヘッド・リュウキ45S&50S