STAFF REPORTスタッフレポート
ビーチウォーカーフリッパーで良型ヒラメをキャッチ
低水温期で釣果情報が少ない遠州灘のサーフヒラメゲーム、釣りは釣れた方が楽しいのは言うまでもありませんが、釣れなくてもサーフでの釣りは気持ちが良いと言い訳を用意してノーフィッシュ覚悟の釣行をしてみると、幸運にも春のハイシーンズン開幕を感じさせる嬉しい1匹をキャッチすることができたので紹介してみたいと思います。
ヒットルアーは、ビーチウォーカーフリッパー32グラムのヒラメゴールド
釣行したポイントの地形と海況は、立ち位置から一つ目のブレイクラインまでの距離があり、沖の水深は2から3メートル、南風が強く風波が立ち、水色は薄濁りで晴れ時々曇りという状況でした。
釣行時は、どんな状況にも対応できるように数多くのルアーを持参していますが、南寄りの風が強い状況でブレイクラインまでしっかり探ることができるルアーは、フリッパーにアクシオン、35グラムハウルヘッド、タイドバイブスコア、プレスベイト等、風の影響を受けにくい飛距離自慢のルアーのみということでリトリーブレンジとリトリーブスピードを意識してローテーションしました。
低水温期は、ベイトフィッシュの動きが鈍いためスローな誘いで反応を得ることが多くリトリーブスピードもスローリトリーブとなりますが、ビーチウォーカーフリッパー32グラムは浮き上がりが早いためスローリトリーブでもボトムコンタクトすることが少なくスローな誘いが可能です。適応水温のハイシーズンでは、ファストリトリーブや派手な誘いが有効となるため32グラムでは浮き上がりすぎると感じます、そんな状況ではフリッパー40グラムやタイドバイブスコアの出番です!やっぱり状況に応じた使い分けが重要ですね。
晴天時にヒラメゴールドを散々キャストしていたのですが全くの無反応、晴天時にフラッシングの強いカラーやリアルフィッシュカラーをキャストしていれば反応を得ることができたのかもしれませんので一概には言えませんが、太陽が雲に隠れたタイミングの薄濁りといった状況で視認性の良いヒラメゴールドをキャストしたことが反応に繋がった感じています。
1秒でハンドル1回転位のスローリトリーブ、移動距離を抑えることをイメージしながらハンドルを2回転から5回転させたらリトリーブをストップさせるアクションでボトム周辺をスローに誘うことが、低水温期の貴重な1匹を手にしたアクションですので是非試してヒラメをキャッチしてみて下さい。
ロッド パームス ショアガンエボルブ106M+FL
ライン 東レ シーバスPEパワーゲーム18lb ルアーゲームフロロ20lb
ルアー ビーチウォーカーフリッパー32グラム