STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff佐藤 直樹

全身狩漁本能

横浜近郊のアーバンサイドフィッシングを中心に、魚種や釣方にとらわれない釣りの楽しみ方をお伝えしたいと思います。 横浜市在住。神奈川県の城ケ島で釣りの楽しさを伝える仕事をしながら、休日もソルト、フレッシュウォーター問わずロッドを握るフリースタイルアングラー。

STAFF REPORTスタッフレポート

2017.03.31

春のメバルプラッギング

 関東・東海エリアの春を告げる魚と言えば「メバル」です。最近ではその人気から通年狙うアングラーも多く、「春告魚=メバル」という印象もすっかり薄くなってしまいました。その名前の由来は、2月下旬から3月にかけて厳しく冷たかった海水温が緩む事や、稚鮎やハク等のベイトフィッシュの接岸により、比較的容易に数釣りが楽しめるようになる事から来ています。
 不安定だった関東の海水温が、ここにきてようやく上昇を始めました。そこで、このメバルをゲーム性の高い「プラッギング」で狙ってきました。ジグヘッド+ワームで狙うのが一般的なメバルゲームですが、プラグで狙う事でまた一味違ったメバルゲームを楽しむ事ができます。ワームに比べて数は伸びない事が多いですが、良型を狙って釣る事が出来るのも、メバルプラッギングの醍醐味です。

私がシーズン初期のメバルプラッギングでオススメするのが、下記のテトラワークスシリーズです。
「ユラメキ」
yurameki01.jpg
タングステンウェイト内臓で、ぶっちぎりの飛距離を稼ぎ、広範囲をサーチできるシンキングペンシル。

「ペラッコ」
perakko01.jpg
スローシンキングのWスイッシャー、ペラの波動でメバルを浮かせる効果を持ち、スレたメバルにも非常に有効。

「スピン」
spin01.jpg

2016年の新製品。スピナー系のインラインブレード搭載。ブレードの波動でメバルを寄せる。飛距離と幅広いレンジ攻略が可能。マンメイドストラクチャーや護岸際等のリフト&フォールが非常に有効。

3月30日横浜ベイエリアに仲間と共に釣行してきました。やや冷たい北風が吹き、中潮の下げの中間の潮位。まずはパイロットルアーのユラメキをキャスト。思うような展開とはならず、黙々とキャストをし、際なのか?沖なのか?ストラクチャーなのか?等メバルを探していきます。ユラメキをキャストしていた仲間にヒット。
IMG_2149.JPG
23cm程の良型です。
ヒットルアー:テトラワークス ユラメキ AQAO111 Wグロー

沖の表層でヒットしたとの事で、同様にに狙っていくと私にもバイト!しかし乗らず。3度程ショートバイトを得ましたがヒットにはつながりませんでした。レンジを下げてスピンを投入するも、1度のバイトのみ。魚は表層を見てはいるものの、北風の影響か?活性は低めなようです。そこでペラッコを投入します。ユラメキよりもスローに引く事ができ、Wペラの波動がスレたメバルにアピールします。結果はすぐに出ました。ルアーを変えた2投目。ギュンとロッドを絞ったのはアベレージサイズの19cm。
IMG_2146.JPG

IMG_2145.JPG
ヒットルアー:テトラワークス ペラッコ CCC0420 グロースポットピンク

その後もショートバイトが多く追加とはなりませんでしたが、シーズンはこれから。次回の釣行に期待し納竿としました。関東では4月から6月が最盛期となります。ベイエリアだけでなく、磯やゴロタでも良型、尺クラスの期待もできるでしょう。皆さんも是非、ゲーム性の高いメバルプラッギングを楽しんでみてください。

タックル
ロッド:APIA Legacy' BLUE LINE 72MLT
リール:DAIWA 12ルビアス 2004H
メインライン:PE0.4号
リーダー:フロロカーボン5lb 1m