STAFF REPORTスタッフレポート
メバルゲームのすすめ
ライトタックルゲームの代表魚であるメバル、食べて美味しい魚で煮付けで頂くと臭みもなくふっくらとした食感でお酒が止まりません、ホームページのフィールドレポートで食レポしてもいけないので釣りに話を戻しますが、このメバルゲームは港湾部等のお手軽なポイントで楽しむことができプラグやワーム、メタルジグ等の多種多様のルアーで釣ることができる事も魅力です。しかし多種多様なルアーで釣れるということは、状況に応じて狙い方を変えないと釣果に差が出ることも多く思っている以上にテクニカルだったりします。
多種多様のルアーで狙うことができ釣果に差がでるのは、シーバスやヒラメ、青物等のターゲットも一緒ですね、このメバルゲームで得た経験は、他のターゲットでも共通する部分が多いと感じます。
テトラワークスTOTO42での釣果をこのレポート内で紹介することが多いのですが、いつもどんな事を考えながら釣りをしているか紹介してみたいと思います。
この時期のメバルゲームでまず考えるのが、寒さ対策です。まだまだ気温が低い日が多いので防寒着とライフジャケットを着ながら花粉対策をどうしようかと考えますというと釣りに関係ないと思いがちですが、快適に釣りをすることが集中力維持に繋がるため個人的には結構重要な要素だと思っています。
ルアーゲームに限らず釣りで重要な要素と考えているのが狙う層、ルアーゲームではレンジ、餌釣りではタナと言われますがTOTO42でレンジをコントロールするために着水後のカウントダウンを心掛けています。カウントダウンの数を増やしていくことでリトリーブレンジを下げることが可能となりますし反応があったレンジを再び狙うことで連続ヒットとなることも多いのでどのレンジを探っているのかを意識することが重要と感じています。リトリーブスピードが上がるとレンジが上がりますし流れを受けるとレンジが上がります、キャストコースによって流れに対してアップなのかダウンなのかもレンジコントロールするうえで意識しています。ダウンクロスでルアーのアクションを大きくしたりアップクロスで泳ぎを小さくしたりとルアーの動きでもメバルの反応に差がありますのでキャストコースを変えながらメバルのご機嫌を確認しています。家庭で職場でそして釣りでご機嫌ばかり伺って気疲れしてしまいますが、上手くいけば気分良いものですね。
カラーによる反応の違いもありますが、光量の多い時間や稚鮎等の魚がベイトとなっている状況ではフラッシングの強いリアルカラーやホログラムカラーに実績が高いと感じますが、新月の光量が少ない状況やバチやエビ等の虫、甲殻類系のベイトを意識している状況ではクリアカラーやグロー系のカラーに分があると感じます、ポイントや潮汐でベイトフィッシュが異なるので少なくともホログラム系とクリア系のカラーを用意することをお勧めします。
ワームとプラグ、どちらの方が釣れますか?と聞かれることも多いのですが、フロートリグのワームでなければキャッチできないと感じる状況もありますので、リグに種類、サイズも豊富なワームの方が釣れると思います。しかし風が強い日やフグが多い状況等ではプラグの方が釣りやすいと感じますし、外洋に面したポイントではアピール力も高く手返しも良いプラッキングに分があるとも感じます、やっぱりルアーゲームの醍醐味は好きなルアーで狙った魚をキャッチすることだと思いますのでTOTO42に限らずテトラワークスシリーズでメバルを狙ってみて下さい。きっと他の釣りでも役に立つと思います。
ロッド パームス ピンウィールPMGS86
ライン 東レ メバリングPE0、4号
ルアー TOTO42