STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff赤木 光広

漢磯紫流儀

磯を舞台にターゲットに真っ向勝負を挑むパワフルアングラー赤木光広のホットレポート。 岸和田市在住 / 紀伊半島をホームにヒラ・マル・青物を追い求める、常に全開の豪傑釣師。

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2016.05.15

半月とエビッコ

昼間はすっかり初夏の空気が漂う季節になってきた。

ここ最近メバル狙いのウエイトの占める割合が高くなってきた私。

お月様が半分に欠けるベタ凪のこの日も夕方からメバルタックルを引き下げ刺身サイズ狙い。(最近老眼が酷いので、予め自宅でエビッコをセットしている(笑))

仕事帰りの師匠と合流し、夜な夜な二人でウェーディングしながら師匠の仕事の愚痴を聞きながらのキャストがはじまった。

しかし一行にアタリが無い状態が続き、夜空には半月が輝く。

師匠にアタリが無いのはお月様の性でしょうか?と伺うと、

そうかもしれないけど場所かもしれませんとの事で数百メートル移動となった。

流石に師匠の読みの精度の高さは圧巻である。

一投目からバイトのラッシュとなった!

DSC_0112.JPG20cmクラスがエビッコに果敢にアタックしてきた。

先ほどのエリアと違うのは明らかに潮に重みがあり、藻がよく茂っている。

師匠もすかさずバイトを捉える。

月明かりと夜景に映るロッドが綺麗な弧を描きながら癒し系の引き心地を楽しむ師匠!

DSC_0131.JPGいつもながらあっさりグッドサイズをキャッチしてしまう。

私もエビッコでバイトが途絶えず食い方からも活性の高さが伺える。

DSC_0120.JPGどうやら上げ込みの潮も効きはじめ、一斉に捕食スイッイが入った様だ。

DSC_0118.JPG師匠のグッドサイズを尻目になかなかサイズの出せない私・・・。

しかし二人腰まで近い距離で立ち込み世間話をしながらメバルと戯れ夜が更けていく。

依然高活性が続き、エビッコ一本やりでのバイトが止まらなかった。

DSC_0127.JPG沢山のメバルに癒され潮も上げ一杯になったところで師匠のカワイイサイズで締めとなった。

DSC_0135.JPG

これから一段と釣り易くなるメバル。

プラッギングオンリーでも果敢にバイトしてくるのでぜひテトラワークスのシリーズを持って堤防やサーフ、磯へと足を運んでほしい。

今回刺身サイズを入手できなかった私は次回必ず尺超え狙いに一晩夜を徹する決意で通う!

師匠が釣った全てのメバルを頂いて持ち帰ったのは内緒ですが(笑)。