STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff荻野 憲司(矢七)

矢七スタイル

東京湾をメインフィールドに独自のスタイルで突っ走る激闘レポート 神奈川県在住 / 河川、磯、サーフ、干潟、港湾と様々なフィールドに精通し「ビッグプラグ=ビッグフィッシュ」を信念にモンスターを狙う。 「釣り」と「カメラ」、そして「ネタ」に人生を捧げるアングラー。

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2015.04.09

『静』と『動』の釣り

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いよいよ関東地方も春本番
自然の息吹を肌で感じられようになりました。

気温も15度を超える日が多くなり
ポカポカ陽気に誘われて
まったく趣向が違う2つのフィールドに足を運んでみた。

まずは湾奥の定番
バチ抜け狙い

大潮の満潮を絡めれば
こんな状態も珍しくない

resize007896.jpg(ムシが苦手な方にはおすすめいたしません 笑)

シーバスの群れが接岸するこれからが
ハイシーズン

バチに偏食したシーバスは
マニックの微波動が抜群に効く

resize007898.jpgresize007895.jpgマニック75 (イモムシ)

バチ抜けパターンでは沈下速度と揚力のバランスを
ティップ操作で微調整しながら
極力スローに泳がす「静の釣り」が肝となる。

続いて、
春の特有の暖かい南風が吹き込んだ日は磯へと向かう。

狙いは荒磯の猛者 平鱸

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ルアーは私の中では磯ヒラ捕獲率ナンバーワンを誇るタイドミノーLDをチョイス。

高比重ボディとそのリップデザインは
安定したアクションとレスポンスの速さ、
サラシの複雑な流れの中でも
浮き上がらず、深く入り過ぎない絶妙なトレース力を備えるミノーである。

数回のセットが打ち寄せ
サラシが一面に広がったタイミングに
沖への払い出しに撃ち込み
糸ふけを取りリーリングを止める。

流れだけでアクションさせる
ピンポイントステイで誘いを掛けて

resize007909.jpgresize007910.jpgタイドミノー105LD (ブルーグリーンイワシ)

波しぶきを浴びながら
サラシを撃ち抜く

まさに「動」の釣り

様々なパターンが楽しめるシーズンがいよいよ到来。
これからまた釣りの方も忙しくなりそうです♪