STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff赤木 光広

漢磯紫流儀

磯を舞台にターゲットに真っ向勝負を挑むパワフルアングラー赤木光広のホットレポート。 岸和田市在住 / 紀伊半島をホームにヒラ・マル・青物を追い求める、常に全開の豪傑釣師。

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2014.12.31

ヒラスズキのはずが・・・

 秋パターンで爆釣した四国のヒラスズキ。トウゴロウイワシが磯際に押寄せサラシが広がる度にボイルを繰り返す光景は圧巻であった。テリフDC?12を丸呑みバイトで3時間の無限バイトが続いた。

そんなヒラスズキの無限バイトを再び体験したく四国の友人とショアラインを徘徊するも、大き過ぎる南東ウネリになすすべもなく攻めきれないまま四国を後にし紀伊半島に戻ってきた。

 低気圧が足早に通過した後の適度な冬型気圧配置で、北西からの季節風は紀伊半島にはベイトを寄せる格好の風向きである。

 12月に入り急激に寒くなったお陰でベイトが低水温にバテていなければ幸いであるが、こればかりは自然と向き合わなければはっきりしない。

 ここ最近の気象状況などを無意識に感じた身体は自然とタイドミノー125SLD-Fがループノットで結束された。

 風の合間と波の波長の二つのタイミングを見計らってアプローチする。何事もなく帰ってきたミノーが足元で残念そうに弱い流れに委ねられたピックアップ寸前に青い魚体が翻った。

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 銀鱗を想定して狙ってもいなかった魚の反応に苦笑いで応戦しながら、しっかりベイトを捕食している元気なファイトに本格的は冬の到来を感じた。

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これから水温の下がる時期、ビッグワンヒラスズキの期待も高まり厳しい木枯らしと戦いながら波と向き合い磯通いを続ける事だろう。

皆様、いよいよ2014年の釣りも終わりますね。私は今年も楽しく釣りができた事、仲間達と釣りを通じて美味しい酒が飲めたことに感謝しています。それとイベントに足を運んで頂いて本当に有難う御座いました。2015年もさらにパワーを増し頑張っていきますので何卒よろしくお願い致します。