STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff荻野 憲司(矢七)

矢七スタイル

東京湾をメインフィールドに独自のスタイルで突っ走る激闘レポート 神奈川県在住 / 河川、磯、サーフ、干潟、港湾と様々なフィールドに精通し「ビッグプラグ=ビッグフィッシュ」を信念にモンスターを狙う。 「釣り」と「カメラ」、そして「ネタ」に人生を捧げるアングラー。

STAFF REPORTスタッフレポート

2014.05.26

マニックの使い分け

バチパターンにめっぽう強いシンキングペンシル

resize007184.jpg

Bay RUF MANIC

現在、95mm、115mm、135mmの3種類がリリースされています。
(アクションは若干違うけどフィッシュ88を入れると4種類)

そのマニックでよく聞かれるのが「サイズの使い分け」

もちろん飛距離やバチのサイズに合わせるのが定石であるとして、
それ以外に私は「沈下速度の違い」によりサイズを使い分けている。

これはシンキングミノーのように「レンジ」を刻むためではなく
「リトリーブスピード」を変えるため。

自重による沈下と巻き上げによる浮上

この相反する2つの作用を均衡にして
わずかに引き波が立つ水面直下をキープし漂わせる。
(沈下速度が速いルアーほどリトリーブスピードも早くなる)

この浮くか沈むかの絶妙なバランス(ふらつき)がバチパターンで非常に有効なのである。

さらに細かく言うと
風や流れの要素も加味しながらその日のパターンを探し当てる。

今回の釣行では
先ずは少し早めのリトリーブの115に

resize007502.jpg

続いて95で低速で丁寧に喰わせ

resize007499.jpg

resize007497.jpg

最後はフィッシュ88で
アクション自体の質を少し変えて

resize007503.jpg

初春から始まったバチ抜けも
そろそろ終盤戦に突入。

まだまだコンスタントな釣果が期待できるので
ぜひこの4モデルの使い分けをお試しください。