STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff荻野 憲司(矢七)

矢七スタイル

東京湾をメインフィールドに独自のスタイルで突っ走る激闘レポート 神奈川県在住 / 河川、磯、サーフ、干潟、港湾と様々なフィールドに精通し「ビッグプラグ=ビッグフィッシュ」を信念にモンスターを狙う。 「釣り」と「カメラ」、そして「ネタ」に人生を捧げるアングラー。

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2013.11.06

97センチの怪物シーバス

Tide Minnow Slim 140 FLYER ライムキャンディー

比較的透明度が低い東京湾奥エリアで
実績があるグリーンベースに
「存在感」と「サーチ力」を加えたカラーリングとして提案させてもらった
2013年限定カラーである。

そのライムキャンディーが今回もいい仕事をしてくれた。
 

まずレポートに入る前に
自分なりの秋のゲームの組み立て方を紹介。

一番重要なことは
いま、その場にいるシーバスがどんな状態かを把握すること。

高活性なのか
ニュートラルなのか
警戒しているのか
居ないのか...

その際サーチベイトとして使うのが145SLD-F

リトリーブスピード、トレースコースを変え
様々な角度でアプローチし

次の展開を考える。

今回は開始から10分くらいでヒット

しかし、力強いバイトではなく
ついばむようなショートバイト。

 

喰われアカキン

 

あまり活性は高くなく、
わずかにレンジが合っていないように思えた。

そこで140フライヤーをチョイス。

着水から流れに乗せカウント3。

145SLD-Fより20センチほどレンジを下げ
先ほどヒットしたブレイクラインに沿ってアプローチする。

 

答えはすぐに出た。

重いバイトのあと
激しいヘッドシェイク。

間違いなく大型だ。

僅かに緩めていたドラグが鳴り
一気にラインが出される。

マズイ!!走られた先には
むき出しになった牡蠣の瀬がある。

擦られたら一発でアウトだ。

 

一か八かドラグをきつく締め
SFGS-96M+のバットパワーで引き寄せる。

♯6フックでは多少不安はあったが
強気の勝負を仕掛けると運良く向きを変えてくれた。

その後も何度となく走られ苦労したが
なんとか岸へとズリ上げる。

 

 

 

97cm 6.5キロ

魚をコントロールできなかったのは
頭の向きと逆にルアーがフッキングしてたからでした。

 

resize006999.jpg

 

しかし幸いにも3本ともめり込むほど
深くフッキングしていたため
強引な勝負を制することができた。

 

まさか自分が担当させてもらったカラーで自己記録を更新できるとは
夢にも思っていなかった。

東京湾奥はハイシーズン終盤戦

フィールドの状況を的確に掴み
さらなるサイズアップを狙っていきたい。

 


【タックル】
ロッド:ShoreGun SFGS-96M+ <FLATFISH EDITION>
ルアー:Tide Minnow Slim 140 FLYER (ライムキャンディー)