STAFF REPORTスタッフレポート
97センチの怪物シーバス
Tide Minnow Slim 140 FLYER ライムキャンディー
比較的透明度が低い東京湾奥エリアで
実績があるグリーンベースに
「存在感」と「サーチ力」を加えたカラーリングとして提案させてもらった
2013年限定カラーである。
そのライムキャンディーが今回もいい仕事をしてくれた。
まずレポートに入る前に
自分なりの秋のゲームの組み立て方を紹介。
一番重要なことは
いま、その場にいるシーバスがどんな状態かを把握すること。
高活性なのか
ニュートラルなのか
警戒しているのか
居ないのか...
その際サーチベイトとして使うのが145SLD-F
リトリーブスピード、トレースコースを変え
様々な角度でアプローチし
次の展開を考える。
今回は開始から10分くらいでヒット
しかし、力強いバイトではなく
ついばむようなショートバイト。
喰われアカキン
あまり活性は高くなく、
わずかにレンジが合っていないように思えた。
そこで140フライヤーをチョイス。
着水から流れに乗せカウント3。
145SLD-Fより20センチほどレンジを下げ
先ほどヒットしたブレイクラインに沿ってアプローチする。
答えはすぐに出た。
重いバイトのあと
激しいヘッドシェイク。
間違いなく大型だ。
僅かに緩めていたドラグが鳴り
一気にラインが出される。
マズイ!!走られた先には
むき出しになった牡蠣の瀬がある。
擦られたら一発でアウトだ。
一か八かドラグをきつく締め
SFGS-96M+のバットパワーで引き寄せる。
♯6フックでは多少不安はあったが
強気の勝負を仕掛けると運良く向きを変えてくれた。
その後も何度となく走られ苦労したが
なんとか岸へとズリ上げる。
97cm 6.5キロ
魚をコントロールできなかったのは
頭の向きと逆にルアーがフッキングしてたからでした。
しかし幸いにも3本ともめり込むほど
深くフッキングしていたため
強引な勝負を制することができた。
まさか自分が担当させてもらったカラーで自己記録を更新できるとは
夢にも思っていなかった。
東京湾奥はハイシーズン終盤戦
フィールドの状況を的確に掴み
さらなるサイズアップを狙っていきたい。
【タックル】
ロッド:ShoreGun SFGS-96M+ <FLATFISH EDITION>
ルアー:Tide Minnow Slim 140 FLYER (ライムキャンディー)