STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff赤木 光広

漢磯紫流儀

磯を舞台にターゲットに真っ向勝負を挑むパワフルアングラー赤木光広のホットレポート。 岸和田市在住 / 紀伊半島をホームにヒラ・マル・青物を追い求める、常に全開の豪傑釣師。

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2013.11.11

秋の夜長

 

すっかり日も短くなり朝晩は寒ささえ感じる様になった。

週末は台風の影響で磯へはさっぱり行くことができない中、師匠が河川のマルスズキ釣りに誘ってくれた。

「赤木さん、いよいよ回遊型のマルが釣れだしました。行きましょう!」

もちろん師匠のお誘いに断る理由などない私は仕事帰りに高速を飛ばし師匠と合流する。

雨後の小規模河川でベイトはフナっ子らしい。お互いニーブーツで流れに立ち込み、込み潮に乗ってフィーディングしてきた大型シーバスを狙う。

「赤木さん、昨日も15本釣りましたから今日も間違いないですよ!」っと毎回の師匠のプレッシャーに、テリフDC?9バレットで激流に委ねてドキドキしながらのドリフト釣法が開始となった。

 しかし数投するが反応ながない。ルアーが合わないのか、それともピンを外しているのか・・・。

「師匠!どうかお手本をお願いします。」

 師匠の無駄の無いアプローチと流れを噛んで誘うミノーがヨドミに差し掛かったところで「ドン!」。あっさり70cm後半をバイトさせた。

 

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 「赤木さん。まだいますから投げて下さい。」

師匠のお手本通り流れに委ねると、やっと私もバイトをとらえた。しかしながらバリバリのセイゴ(泣)

 「師匠!昨日はこんなセイゴ釣れましたか?」

 「ほとんど70upでしたよ」っと師匠。

 

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 その後も華麗に流れを捕らえ、グッドサイズを連発する師匠。

 

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 私もなんとか流れに馴染み小マシなサイズがヒットする様になった。

その後も順調にヒットしバレットを丸飲みにする高活性ぶりに笑いが止まらない。

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フナっ子を必死で捕食するスズキとは裏腹に、親子以上の歳の差のある二人の笑いが響き夜が更けていく。嗚呼釣りは本当に楽しい。