STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff赤木 光広

漢磯紫流儀

磯を舞台にターゲットに真っ向勝負を挑むパワフルアングラー赤木光広のホットレポート。 岸和田市在住 / 紀伊半島をホームにヒラ・マル・青物を追い求める、常に全開の豪傑釣師。

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2012.09.25

セクスゥイー

9月半ばを過ぎようとしているが最高気温も連日30度超えで、まだまだ暑い日が続く。この時期こそ熱中症が多く、皆様も油断せずに注意して楽しく釣りをして下さいね。 

 さて今回も大好きなシーバス狙いである。夏に最高のコンディションとなるマルスズキは「飛んで締め込み持久力」と3拍子がそろっており、私もそのファイトに元気をもらって、ちょっとした夏バテ防止にもなっている。
 

そんなマルスズキに迎え撃つミノーが最近超お気に入りのレアリスジャークベイト120SPである。これはDUOがバス用に設計したジャークベイトではあるが、12cmのボディーで18gあり、タングステンのウエイトが重心移動となっているため海で使用した際の飛距離も十分である。そして多用する最大の理由は芸のバリエーションが何と豊富な事かと感心させられるからである。

操作はまず通常一定のリズムで引けばバランスのいいミノーであり、その名の通り鋭くジャークすれば左右に切れ込むダートでアピールする。そして私がその後に食わせに入る場合に行うのがスラッグを出してからのトゥイッチである。幅のあるヒラ打ちが出せるために追尾してきた魚も思わずここでバイトする事ができる。この一連の操作を一気にするのではなく、順番に行い、通常のリトリーブで反応があればそれを続け、スレたと感じればジャーク、更にスレれば幅のあるヒラ打ちアクションと繋げていく事を基本にしている。

(組み合わせでまだまだバリエーションはできます)

この日もよく反応してくれたジャークベイト120SP
 

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 芸が多いというのは次々目先を変えてスレにくく、釣りをしていても食わせたという充実感がある。

 

 中でも一番のお気に入りのカラーはセクシーシャッド。いやいや私はこれをセクスゥイ山本シャッドと呼んでいる。(理由は・・・)

そのセクスゥイの魅力には大型の警戒心も緩んだのか、丸被りする勢いでバイトしてきた。

 

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 この日一緒にいた友人が慌てて次の日にジャークベイトを買いに走ったのは言うまでもない。

さてもう少しで磯ヒラのシーズン。もうこのジャークベイトなしでは語れない私。はやくこれを持って初冬の磯に出かけたくてウズウズしている。あっ、それと、前述の一連の操作の間逆パターンも効果があった事を付け加えておきます。ぜひ試して頂きたい!

 

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タックル
ロッド : ゼナック ミュートスプラグスペシャル
AKAGIモデル
リール : ダイワ セルテートハイパーカスタム3500
ライン : クレハ シーガーライトジギング1.5
リーダー : クレハ シーガープレミアムマックス25ポンド
ルアー : レアリスジャークベイト120SP