STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff赤木 光広

漢磯紫流儀

磯を舞台にターゲットに真っ向勝負を挑むパワフルアングラー赤木光広のホットレポート。 岸和田市在住 / 紀伊半島をホームにヒラ・マル・青物を追い求める、常に全開の豪傑釣師。

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2010.11.02

一点張り

秋の風が心地よく、磯歩きも少し楽になってきた。
暑い夏ほど過ぎてみれば寂しさが膨らむのは8月生まれの私だけだろうか・・・
 
いつもの様にお気に入りの磯専用のヒラタイツに身を固め、潮の状況を見ながらランガンする。
釣りたい意識をすこし心の隅に置く事で、視界が広がり細かい海の情報をキャッチできる事もある。
 
実は今日は釣りをする前から決めていた事がある。
『使用ルアーをラフトレール一点張りで通そう!』そう決めた。

もちろんカラーは『パープルイズム』。
いつも苦しい時にはこのカラーをセットし結果を出してくれた、私には無くてはならないカラーである。

そんな好きなミノーと好きなカラーで一日偏って釣りをしてみようと思った。
 

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いつもの潮の効いたところでは反応がなく、もちろんナブラらしきものもない。

潮が効きすぎているのであれば辺鄙な湾奥にエサを拾いに来る魚もいる事もあり、マルでも居ればと少し入り組んだ奥から沖にめがけキャストする。

その3投目に突然何の疑いもない様なアタリで強引に引っ手繰った。
こんな奥まで入ってくる魚ほど、喰気が強く、コンディションも抜群である。
 

1102_2.jpg

青物に適した良いミノーというのは、飲まれている事が多い。
80cmに少し足りないサイズではあるが、今日のパープルラフトに偏った釣りを締めてくれた。
 

1102_3.jpg

さてさて、最近特に釣った魚をあてに、仲間が集まり秋の食欲も加勢してか宴会が始まる。

肝心の私は刺身を切らされ、寿司を握らされヘトヘト・・・

主役のメジロは知ってか知らずか絶妙な油の乗り加減。
嗚呼、冷酒が胃と心に沁み渡る!
 

タックルデータ
ロッド:ゼナック ミュートスプラグスペシャル11RGカスタム
リール:ダイワセルテート4000PE
ライン:クレハシーバスバトル1号
リーダー:クレハプレミアムMAX6号
ルアー:ラフトレール130Sパープルイズム