STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff高木 孝

出会いを求め

静岡・愛知のサーフゲームを中心に、狙った魚だけでなく釣りを通じた様々な人との出会いを大切に、日々に楽しんでいます。 豊田市在住 / 海は無いが交通アクセスの良い環境を生かし、 圧倒的な行動力で各地のフィールドを駆け回るタフネスアングラー。

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2010.06.22

梅雨の晴れ間

 いよいよ梅雨入り
 ジメジメとした高温多湿なこの時期は雨に暑さと夜間の釣りでも不快指数が高く、釣り日和と言った日は少なくなりますが遠州灘のサーフにはベイトフィッシュが多くみられるようになります。

ウネリを伴い海が荒れる日も多くなりますが、少々の荒れ模様はシーバス狙いに好都合!泳力のある外洋シーバスは波の中でも活発にベイトフィッシュを追い強い引きで楽しませてくれるのが一番の魅力で今回、釣行したのも雨後の梅雨の晴れ間、波が高くなると予想された新月の潮回りでまとまった雨量があったため大河川の影響を受けるエリアを外し、少しでも水の良いエリアというよりゴミが少ないエリアを探すことにしました。

 大小様々な河川が流出し河川の影響が大きい遠州灘ですが延々と続くサーフということもありオールクローズという日も少なく何処かでロッドが振れるのも嬉しいところです。

狙い通り、若干のウネリを伴う波を前にまずはタイドミノー125SLD-Fで白波の崩れる背の中から足元のかけ上がりを狙おうと波が崩れるタイミングを見計らってキャスト、水を掴ませロッドを立ててリトリーブ、白波を通過したかけ上がりで最初の1匹をキャッチ

 

 サイズは60センチに満たないものの綺麗な魚体のサーフシーバス、尾の付け根の筋肉が印象に残る1本となりました。

 光量の少ない新月回りということもあり使用ルアーはパール系をメインに波の高い状況でもしかっり泳ぐタイドミノースリム175で遥か沖の背で反応を得たのは納得の70センチ

 小型のベイトフィッシュが多いこの時期に175サイズは大きいと感じるかもしれませんが、アピール力は抜群で沖を狙える飛距離も十分、大型ベイトに付いた秋シーズンだけでなく荒れた状況でも活躍してくれます。
 

  早くなった夜明け後の朝マズメはヒラメやマゴチ狙いの良い時間なのだが、こちらはウネリの入った高い波は少々邪魔といった感じ、ビーチウォーカー90Sでキャッチしたのはシーバス

 ヒラメ狙いのビーチウォーカーシリーズですが固定重心で着水直後から泳ぎだすためウネリを伴った波が高い状況でもしっかり泳ぎ、ヒラメだけでなく当然シーバスからも好反応
 

 遠州灘サーフも徐々に地形が固まりつつあるように感じています、春や秋のようにビックシーバスというわけにはいかないこれからの季節ですがサーフでのターゲットが豊富となるこれからの時期、台風シーズンを前に荒れ気味の日も多くなりますが安全に留意して梅雨の晴れ間を楽しみたいものです。

ロッド   ウエダ10ft
リール  ダイワ NEWセルテート3000
ライン  バークレイ ファイヤーライン16lb

使用ルアー タイドミノーSLD125-F     ビーチウォーカー110S
         タイドミノーSLD145-F     ビーチウォーカー 90S
                      タイドミノースリム175