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2011.12.29

CEOダイアリー飛距離について

お疲れ様です!

今日は年末という事もあり、真面目にルアー作りの理論的?な事書きます(嘘)

  The・飛距離・・

まあ重要ですよね

特にSWでは最も重要視される要素かと思われますが、

各社からリリースされるアイテムの多くに、この

飛びますよ!的なフレーズが使われている今日この頃・・

最近ではS社がパッケージに00メーター飛びます!と、うたっていたり、

昔(今も現役?ですが)はD社のSラインシリーズなんかも

品名にR-40,50,55←(この数字が飛距離と思われる)と表記されていました。

・・・

勿論、これらの飛距離表示が目安で有ることは皆さん承知と思われますが、

正直・・まさに目安でしか有りません。

・・・

当然、各社が自信をもって飛距離をうたっている以上、それなりに飛ぶとは思いますが、

飛びを重視するあまり、他の重要な要素が蔑ろにされていたり、

非常ぉ~~にかっこ悪いデザインになってしまったり・・壊れやすかったり・・

まあデザインなんてのはデザイナーの自己満ですから良いにしても

自分としては全体のボリューム感とレンジ・・

この要素を犠牲にするくらいなら1番ではなくても良いと思っています(笑)

2番じゃ駄目なんですか^^?(古い)

・・・

例えば・・

特に飛びを要求される朝、夕のサーフシーバスなんかに使うミノーの場合・・

場所にもよりますが、

平均深度が2mで飛距離65mのルアーと

平均深度が1mで飛距離60mのルアーの場合、

長い目で見たら後者の方が結果的に釣果は上がると思います^^

勿論、ヒラメやマゴチを狙う時や、ナブラが射程範囲にある場合は事情が変わりますが

遠いナブラ打ちの時なんかはジグかジグミノー投げれば良いだけの話ですし、

急深のサーフなんかは

普通にちょい斜め投げして手前を回数探った方が結果が出る場合もあります。

・・・

と、言ってはみたものの、やっぱり飛ばしたいのが釣り人の性・・

常にカレントの根っこに入れる保証もありませんし、

自分も本気で2番で良いとは思っていませんので

常に一番飛んで、尚かつターゲットに発見されやすいレンジを

しっかり引けるルアーを開発するように心がけています。

飛ぶだけでいいなら簡単簡単・・

・・・

今年リリースされたBW120MD・・

http://www.duo-inc.co.jp/saltwater/beach-walker/beach-walker-120md/

主にヒラメ、マゴチ狙いのミノーですが、12cm前後のミノー(標準体)では1番飛ぶそうです^^

自分は他社のミノーをフィールドで投げない派ですので比較はしていませんが、

そうらしいです^^ シンキングですけどね・・

・・・

そして・・

来年はシーバス用シャローミノーで文句なしに一番飛び、尚かつ格好いいヤツ作ります^^

最近、やたら

飛び飛びうるさいのでまとめて駆逐します^^

お楽しみに!

DUO 安達

PS、ルアーどうこうよりもタックルバランスと技術あっての話だと思う。