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コピー製品学 第三章2012.08.23

お疲れ様です!

朝夕の風が秋っぽくなってきました^^

すごしやすくなり、仕事にも熱が入り・・・そうです(笑)

・・・

コピー製品学 第三章   (政策はわかるが、同族企業だと何故工場が増えるのか?)

です!

第二章で書きましたが、チャイナの企業、特に中小企業には同族企業が多いです。

ちなみにチャイナだけでなく、台湾や東南アジアにも多く見られます。

なぜ同族企業が多いのかはココでは省きますが、

それでは同族企業が多いと何故工場の数が増えるのか???

他業種も似たようなモノかも知れませんが、直接知りませんので

ルアー関連の工場にフォーカスして書きます。

・・・

パターンは大きく分けて2つ・・

1,・日本、南朝鮮、米国などの企業、商社(クライアント)から持ちかけられ、ルアーの工場を建てる

  ・技術指導、投資の有無は置いといて、そのうちそれなりに作れるようになる

  ・当初持ちかけられたクライアント以外からのオファーが来る。又はチャイナサイド自ら売り込む

  ・元々のクライアントがNGを出す場合が多い

  ・それならと兄弟、子息、親戚に別の工場を与え、新規クライアントの仕事をうける。

  ・工場が増える そして繰り返す。

 

2,・日本、南朝鮮、米国などの企業、商社(クライアント)から持ちかけられ、ルアーの工場を建てる 

  ・技術指導、投資の有無は置いといて、そのうちそれなりに作れるようになる

  ・クライアント側が、品質、価格、パクリっぷりなどに不満を持つ 

  ・親族以外の工場長などに独立を促す。又は工場長などから提案される  

  ・同族企業故に外様の工場長には願ったり適ったり  どうせ出世できねーし。。

  ・クライアントも小銭に目がくらみ乗っかり、投資する場合もある

  ・工場が増える そして繰り返す。

 

それ以外の昔のパターンとしては・・・

特1,・チャイナの地方政府が満面の笑みで誘致する

   ・クライアントは楽勝ですよという言葉と激安で作れる(仕入れる)んじゃね?という浅い考えに引っかかる

   ・クライアントはそれなりの投資、技術指導をする

   ・そのうちチャイナなりのモノを作れるようになるが、やはり品質面では相当苦労する。 

   ・数年たつと様々な諸事情、トラブルで工場を移る羽目になる。 勿論元の工場はそのまま。

   ・製品を顧客に納入する義務はクライアント側にあるので、新規で工場を手配する羽目になる

   ・工場が増える そして懲りずに繰り返す。

 

まあこんな感じ(だそう)です。

同族企業からの分離、独立が多い故に、ルアーやエギ、ワームの工場は

ジャンル毎に隣接している場合が多く、

部品のサプライヤーも含め、数日あれば十数件の工場を視察する事も可能(だそう)です。

・・・

勿論、設立以来、長きにわたり外資と良好な関係を続け、ルアーを作り続けている

チャイナ企業もあると思いますが僕は知りません(笑)

・・・

ちなみに・・

チャイナには国?地方政府?が発行する人民向けルアー製造マニュアル(かなり分厚い)

なるモノが存在したり、

コスト競争力をつける為に、ルアー1個に付き何十円かの補助がキャッシュで出る地方も有ります。 *今現在もあるのか?全ての工場に適応されるかは知りません。

よって、誰でもお手軽にルアー工場を開設できるように支援制度が確立されています。

ただし・・・

人民向けルアー製造マニュアルの中身は失笑モノでしたが・・・

第四章(完)に続く

 

DUO 安達

ps;自分はチャイナの工場と直接仕事したこと有りませんし、仕事絡みで行ったことありませんが、
  時折くるチャイナ企業サイドからの売り込み、内外関係者の話、実際に見たものを元に書いています。             

   

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