DESIGNER
- チーフデザイナー
- MASAHIRO ADACHI安達政弘
パーツマメ知識6の22012.01.31
お疲れ様です!
焼津でもこのところ朝は氷点下です(汗)・・寒いですねぇ~
・・・
久々ですが、パーツマメ知識・・ 多分最後。
パーツマメ知識1 http://www.duo-inc.co.jp/staffblog/designer/2011/01/post-47.php
パーツマメ知識2 http://www.duo-inc.co.jp/staffblog/designer/2011/01/post-48.php
パーツマメ知識3 http://www.duo-inc.co.jp/staffblog/designer/2011/01/post-50.php
パーツマメ知識4 http://www.duo-inc.co.jp/staffblog/designer/2011/03/post-56.php
パーツマメ知識5 http://www.duo-inc.co.jp/staffblog/designer/2011/03/post-57.php
パーツマメ知識6—1 http://www.duo-inc.co.jp/staffblog/designer/2011/06/post-71.php
前回タングステンについて書いたと思うのですが、その続きです・・
自分がこの業界に入った約20年前・・
ウエイトの主流は鉛玉でした。
その後、さらなる性能の向上をめざし、様々な素材が試されたのですが、結局。。
理想の素材はタングステンではないか?と・・いう結論に達しました。
ただ、前号でも書きましたがこのタングステン・・
真円を作るのがやっかいで、尚かつ、当時は非常に高価なものでした。今もですけど・・
がしかし、その有効性にいち早く気付いたバスデイ社は、当時の社長(故人)を中心に
実用可能なレベルの精度、コストを実現すべく、Mマテリアル社と共同で
高精度(真円)タングステン球の開発に着手・・
結果、約2年?の歳月をかけ、
国産で比重18.8以上、重量精度±0.05g(6mm玉)のタングステン球の開発に
成功しました^^
勿論、技術的な部分の大半はMマテリアル社が受け持ったので、
こちらは企画とダメ出ししかしてなかったような気もしますが・・(汗)
・・・・
ちなみに今ではほぼ100%が中国製で、国内では作っていない?と思われますが、
それでも大きさ別で1粒15~50円、
2個使ったとして、定価に最大400円程度の影響を及ぼす
高級パーツの代表格です^^
・・・・
裏話ですが・・
当時B社はMZ-19搭載!という形で世間にPRしていたのですが、
他メーカーの反応は様々^^
製造元のM社や中間商社にコッソリ製品紹介の依頼かけてみたり、
あの手この手で入手経路探っていたようです^^
大抵のメーカーはお互い知った仲なので、直接聞いてくればいいのに(笑)・・
まあプライド?だったのでしょう・・
比重をわざと18未満に落とした球を業者に作らせたり、
*たしか特許を比重18以上で出していたような??
複数のメーカーが使うまで様子を見て、ほとぼりが冷めた頃さりげなく使ったり・・
このようなケースでは有名デザイナー系のメーカーは不利ですよね。。
ほとんどが後者の様子見派でした^^
・・・
結局、B社の申請していた特許は、通ったモノの結構ザルで、
数年後にはほぼ無条件で業界に広まったようですが、
その辺のゴチャゴチャは既に辞めていた自分には判りません(笑)
・・・
今では普通にあるOOも、最初にやるのはそれなりの苦労があり、
そして・・
結構な確率で後から出来合いを買う方が楽(特)!といったケースが多いですね(涙)
というお話しでした^^
DUO 安達